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2026-07-28
ID-POS市場分析 vol.8
ポテトチップス市場を分析!売れ筋商品と購入者像を読み解く
定番のお菓子の一つであるポテトチップスは、年間を通して多くの商品が店頭に並ぶ人気カテゴリです。また、ポテトチップス市場には、似た特徴を持つ商品が数多く存在します。購入者は多くの選択肢の中から、どのような商品を選んでいるのでしょうか。
今回は、豊富に展開されている「フレーバー」と「内容量」に注目し、ポテトチップス購入者の特徴を捉えていきます。
※ID-POSデータとは
POS(Point of Sale、ポス)とは、いつ、どの商品が、どのような価格で、いくつ売れたのかを記録・管理する仕組みです。ID-POSは、POSデータに個人を特定できない形で「顧客ID」がひも付いたもので、誰が購入したのかまで把握できるため、より精緻な購買分析に活用できます。
カルビーの「ポテトチップス」各種が売上数シェアランキングにランクイン。「チップスター うすしお味」は両サイズで上位に。
まず、ポテトチップス市場全体でどの商品が売れているのか、直近1年間(2025年7月~2026年6月)の購買状況を見ていきます。 売上数第1位は「ポテトチップス うすしお味」でした。カルビーの「ポテトチップス」は上位10商品のうち5商品を占めており、ポテトチップス市場で高い支持を得ています。また、ヤマザキビスケットの「チップスター」では、内容量の異なる「うすしお味」2商品がランクインしました。容量の異なる商品がともに上位に入っており、「チップスター うすしお味」がサイズを問わず選ばれていることがうかがえます。

内容量の多い商品は若い男性に人気。大容量・コンパクトサイズでは「チップスター」が支持を獲得し、カルビー商品は中容量帯で幅広く展開。
次に、内容量によって購入者の特徴に違いがあるのかを確認するため、購入者に占める男性の割合と平均年齢を軸に、各商品を散布図で比較しました。円が大きいほど購入者数が多く、色が濃いほど内容量が多い商品を表しています。また、各グループに含まれる商品数がおおむね同じになるよう、内容量を5段階に分類しました。 その結果、内容量が多い商品ほど購入者の平均年齢が比較的若く、男性構成比が高い傾向が見られました。ポテトチップスは開封後に食感が変わりやすく保存が難しいため、一度に食べきれる量を意識して商品を選んでいる可能性があります。
▼内容量カテゴリ:[~49g] [50~54g] [55~59g] [60~69g] [70g~]

内容量別に売上数シェア上位3商品を比較すると、[50~54g] [55~59g] [60~69g]の3カテゴリでは、カルビー商品が1位を獲得していました。一方、[~49g]では「チップスター」のコンパクトサイズが上位3位を独占し、[70g~]でも「チップスター」の大容量商品が1位となっていました。

辛みや酸味の強い商品は若年層に人気。売上数上位3フレーバーでは、カルビーの「ポテトチップス」が各カテゴリの1位を獲得。
フレーバー間の差は内容量ほど大きくありませんが、[わさび][チリ]など辛みの強い商品、[梅][サワークリーム]など酸味が特徴の商品は、比較的若い年代から支持されていました。一方、購入者数の多い上位3カテゴリである[しお] [のりしお] [コンソメ]では、年齢・性別に大きな差は見られませんでした。

最後に、購入者数(UU数)上位4カテゴリと[その他]について、売上数シェア上位3商品を比較します。 [しお] [のりしお] [コンソメ]の3カテゴリでは、カルビーの「ポテトチップス」とヤマザキビスケットの「チップスター」が上位を占めました。 [サワークリーム]では「プリングルズ サワークリーム&オニオン L」、[その他]では「ピザポテト」が1位となっており、フレーバーによって独自の支持を集める商品があることが分かりました。

毎月のランキングや、販売チャネル・カテゴリ別の分析にも対応。
今回はポテトチップス市場に焦点を当てましたが、毎月のランキングや、異なる販売チャネル・カテゴリの分析も可能です。ID-POS分析にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
また、ID-POSに加え、Pontaデータを活用した分析や、企業データの分析代行などのアナリティクスサービスも提供しています。詳しくは、弊社のアナリティクスページをご覧ください。
■データについて
今回は以下のデータを使用しています。
・期間:2025/07/01~2026/06/30
・抽出元:地方スーパーマーケットにおけるスナック菓子のうち、ポテトチップスに区分される商品の購買
・対象者:Ponta会員
※ロイヤリティマーケティングでは、Ponta会員規約および個人情報保護法、その他の法令・ガイドラインに則り、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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