- 生活者トレンド
2025-08-06
ふるさと納税“ポイント制度廃止”の影響とは?
寄付額別に満足度No.1返礼品も調査
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:勝 文彦、以下「LM」)は、「ふるさと納税に関する調査」(実施期間:2025年7月21~7月25日)の結果をご報告いたします。
ふるさと納税のポイント制度廃止を認知しているのは、10万円以上の高額寄付層が中心。制度終了に向けて、9月までの申し込みが加速中。
2025年10月以降、ふるさと納税のポイント付与が禁止されることについて、「内容まで詳しく知っている」「大まかに知っている」と答えた人は全体で71.8%と7割を超えた。
寄付額別で見ると、「10万円以上」の高額寄付層では、81.2%が制度変更を認識しており、「前倒しでポイント還元のあるサイトを優先してすでに申し込んだ」が24.6%。さらに「9月までに前倒しで申し込む予定」も6割を超えており、情報感度が高く制度改正に備えて動いている傾向が見られた。
一方で、「3万円未満」のライト寄付層では、制度を認識している人は65.9%にとどまり、「特に行動の変化はない」と答えた人が3割以上と、他の層と比べて制度変更の影響をあまり感じていない人が多い傾向であった。
▼2025年10月以降、ふるさと納税のポイント付与禁止になることを知っているか。(寄付額別) (%)

▼ふるさと納税のポイント制度変更を受けて、どのような行動を取ったか。(寄付額別) (%)

ふるさと納税「満足度No.1」の返礼品は“肉”。寄付額によって満足度が高い返礼品カテゴリに違いが見られた。
寄付額別に「最も満足した返礼品カテゴリ」を集計した結果、すべての寄付層において「肉」が満足度1位となり、圧倒的な人気を誇っていることが分かった。「肉」は、3万円未満の層で26.1%、3〜10万円未満で22.7%、10万円以上では25.4%と、ふるさと納税における定番かつ高評価の返礼品であることがわかる。
一方で、「肉」以外のカテゴリには、寄付額に応じた違いが見られた。たとえば、「家電・電化製品」は10万円以上の寄付者層でのみ満足度ランキングに登場し、5位(6.8%)となっている。高額な寄付だからこそ選択肢となる返礼品であり、利便性といった観点で支持されていると考えられる。
また、3万円未満の層では「スイーツ・加工食品」、3〜10万円未満の層では「雑貨・日用品」など、日常的に使いやすく、少額でも満足を得やすい返礼品カテゴリが上位にランクインしている点も特徴的である。
▼寄付額3万円未満の最も満足した返礼品ランキング
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▼寄付額3万円~10万円未満の最も満足した返礼品ランキング
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▼寄付額10万円以上の最も満足した返礼品ランキング
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10万円以上の高額寄付層は、半数超が返礼品をリピート。一方、3万円未満のライト寄付層は、より魅力的な返礼品を求めて新しい自治体・返礼品を開拓。
これまでで最も満足した返礼品を「今年も申し込むか」寄付額別に聞いたところ、10万円以上の層では56.3%が「同じものを申し込む」と回答し、リピート率が最も高い結果となった。一方で、3万円未満では34.9%と、金額が低いほどリピート率が下がる傾向が見られた。
10万円以上の寄付層のリピート理由で最も多かったのは、「美味しかった/品質が良かった」(84.2%)。次いで「寄付額に対する満足感が高かった」(36.8%)が続き、控除上限に余裕がある分、安心して気に入った返礼品を再度申し込む傾向がうかがえる。
一方、3万円未満の層では「同じ寄付額で別の自治体の方が魅力的だった(還元率や内容の比較)」(45.3%)という声が多く、申し込み回数や控除額に限りがある中で、より魅力的な選択肢を求めて“新規開拓”する志向が強いと考えられる。
▼最も満足した返礼品を今年も申し込むか。(寄付額別)(%)

▼最も満足した返礼品を再び選ぶ理由。(寄付額10万円以上)(%)

▼最も満足した返礼品とは別の返礼品を今年申し込む理由。(寄付額3万円未満)(%)

【調査概要】
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2024年7月21日~7月25日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方)
調査対象 : 国内在住20~50代のふるさと納税の利用経験者/利用予定者
有効回答数 : 1,000名 ※性年代別に各125サンプル回収
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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