- 生活者トレンド
2025-01-28
新NISAの利用状況に関する調査
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、新NISA開始からおよそ1年の時期に実施した「新NISAの利用状況に関する調査」(実施期間:2024年12月6日~12月9日)について、結果をご報告いたします。
新NISAを「すでに利用している」が全体の約3割。2025年からの利用意向は20代が高い
新NISAを「すでに利用している」人の割合は全体の28.6%となった。また、「2025年から利用を開始したい」が4.9%、「検討しているがまだ決めていない」が20.2%だった。
年代別で見ると、20代は「2025年から利用を開始したい」が他の年代より高く、利用意向が伺える。50代は他の年代と比べると「すでに利用している」が20.5%と最も低い半面、「検討しているがまだ決めていない」が26.0%と最も高くなり、まだ新NISAを活用していない様子が伺える。
▼新NISA利用予定 (n=1,000)

新NISAに関心を持ったきっかけは「SNSやインターネット情報」が全体のトップ。20代では「家族や友人の勧め」が最も高い
新NISAの利用予定について「利用する予定はない」と回答した以外の、新NISA利用者および利用検討者に、新NISAに関心を持ったきっかけを伺った。全体では「SNSやインターネット情報」が45.3%で最も高い。
年代別では年代が低くなるほど「家族や友人の勧め」と答える割合が高く、20代では44.4%だった。30代から50代は「SNSやインターネット情報」、60代は「政府や金融機関のPR」によって関心を持つ割合が高かった。
▼新NISAに関心を持ったきっかけ ※複数回答(n=537)

運用したい商品は、全ての年代で「投資信託」と「国内株式」の人気が高い
新NISA利用者および利用検討者に、新NISAで運用したい商品を聴取した。全ての年代で「投資信託」と「国内株式」が1,2位を占めた。次いで「外国株式」となった。
▼新NISAで運用したい商品 ※複数回答(n=537)

新NISA利用時の情報源は、全体で「金融機関の公式サイトや資料」が高いが、20代のみ「投資系のSNSアカウントやインフルエンサー」が上回る
新NISA利用者および利用検討者に、新NISAを利用する場合の主な情報源を聴取した。全体では「金融機関の公式サイトや資料」が約5割でトップとなり、60代では約6割と特に高い。年代が低くなるほど「投資系のSNSアカウントやインフルエンサー」と答える割合が高い傾向にあり、20代においては約4割で1位だった。「家族や友人の意見」と答えた割合は50代が高かった。
▼新NISAを利用する場合の主な情報源 ※複数回答(n=537)

新NISA利用のために学びたいことの1位は「投資の基礎知識」が約半数。次いで「リスク管理方法」が約4割
新NISA利用者および利用検討者に、新NISAのために新たに学びたい内容はあるかを聴取した。全体では「投資の基礎知識」(49.5%)がトップ、次いで「リスク管理方法」(39.7%)となった。また、年代が低くなるほど「税金や制度に関する知識」と答える割合が高く、20代では42.6%だった。
▼新NISAのために新たに学びたい内容 ※複数回答(n=537)

【調査概要】
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2024年12月6日~12月9日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方)
調査対象 : 国内在住20~60代の方
有効回答数 : 1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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