- 生活者トレンド
2025-01-27
大阪・関西万博に関する調査
ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」と共同調査
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、10~60代の方を対象に調査した「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に関する調査」(実施期間:2024年12月25日~12月28日)の結果をご報告いたします。本調査は、TOKYO FM「馬渕・渡辺の#ビジトピ」(毎週日曜6:00~6:30放送)との共同調査「馬渕・渡辺の#ビジトピ with Pontaリサーチ」として実施しました。
大阪・関西万博の認知率は41.3%。大阪湾の夢洲で開催されることを知っている割合は46.2%
大阪・関西万博の認知率は、「よく知っている」(10.7%)、「少し知っている」(30.6%)を合わせると、41.3%だった。年代別で見ると年代が低くなるほど「全く知らない」と回答した人が多く、10代では28.0%だった。
また、大阪湾の夢洲(ゆめしま)で開催されることを知っている割合は46.2%だった。年代別で見ると、60代では6割を超え、他の年代より高かった。
▼大阪・関西万博について聞いたことがあるか(認知率)|全体/年代別

▼「大阪・関西万博」の開催地が大阪湾の夢洲(ゆめしま)であることを知っていたか|全体/年代別

大阪・関西万博に「必ず行く」が全体の4.5%、「行けたら行きたい」が20.5%。近畿在住者の関心が高い
「大阪・関西万博」に行く予定について聴取したところ、「必ず行く」が全体の4.5%、「行けたら行きたい」が20.5%となり、合わせると25.0%だった。全体の4人に1人に来場意向が伺える。
居住地別で見ると、開催地に近い「近畿地方」在住者では「必ず行く」(11.9%)、「行けたら行きたい」(31.7%)を合わせると43.6%となり、他の地方と比較して関心の高さが伺える。
▼「大阪・関西万博」に行く予定|全体/年代別

▼「大阪・関西万博」に行く予定|居住地別

「大阪・関西万博」が地元経済に貢献すると思う人は約半数。会期終了後は「商業施設」としての活用に約4割が期待
「大阪・関西万博」が地元経済にどの程度貢献すると思うか伺ったところ、「非常に貢献する」(8.6%)、「貢献する」(41.0%)を合わせると約半数を占めた。
会期終了後、夢洲(ゆめしま)の施設がどのように活用されるのが望ましいかについては、「商業施設として活用」が36.3%、「公共施設として活用」が27.2%だった。一方で、「わからない」が40.9%となった。
▼「大阪・関西万博」が地元経済にどの程度貢献すると思うか

▼会期終了後、夢洲(ゆめしま)の施設がどのように活用されるのが望ましいか ※複数回答 (n=1,200)(%)

60代の2人に1人が過去の万博を訪れた経験がある
全体の約2割が、過去に開催された国内または海外の万博を訪れた経験が「ある」と回答した。年代が上がるにつれて高くなり、60代ではおよそ2人に1人が万博経験者だった。自由回答のコメントを見ると、2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」に訪れた方が多かった。
▼過去の万博(国内または海外)に訪れた経験|全体/年代別

■参考:大阪・関西万博への期待に関するコメント(自由回答から抜粋)
20代男性
・ガンダムが見たい
・モンハンのムービーが観られる
40代男性
・大阪観光の一環として、費用が高すぎなければ行ってみたい
・万博というものに一度は行ってみたい
60代男性
・前売りチケットを購入済みで場内を見てみたい
10代女性
・建築や街と触れ合えるイベントが気になる
・第九に参加してみたい
・チケットがあるので楽しみ
20代女性
・映えそう
・日本の文化を世界に発信してほしい
・最新の技術に触れられそうでいきたい
・利益だけ考えるのではなく、最終的に国民に還元されるようなイベントになればいいなと思います
30代女性
・批判を乗り越え成功させましょう
40代女性
・コロナ禍もあり、しばらく関西圏へ足を運べていないので、もし行けるとなった時は万博含め、周辺の観光地にも行ける事がとても楽しみです
・混雑しそうなのと、現金が使えないというのを耳にし、まだ様子見という感じではあるが、旅行が好きなので、興味深いブースが沢山ありそうで楽しみである
・大屋根を見て、実際に歩いてみたいです
50代女性
・外国の文化を体験してみたいです、家族で行きたいと思っています
【ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」パーソナリティのコメント】
・馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
万博の経済効果の1つがビジネスマッチング。ドバイ商工会議所によると、ドバイ万博では期間中に1500件以上の2国間の商談が実施されたと言われている。「万博の花」と言われるパビリオンのなかでビジネス商談が繰り広げられることは、大阪万博でも期待される。経済成長著しいグローバルサウスの企業は、日頃は日本の企業にとって地理的な距離や、経済や文化面で異なることが多く、ハードルが高い側面もある。万博期間は向こうから日本に足を運んでくれる。この機会を最大限活用してほしい。
・渡辺広明氏(消費経済アナリスト)
昨年末の調査とはいえ、開催4カ月前に認知率が41.3%というのはビックリした。テレビで情報に触れる環境だけでなく、SNSやネットなどで情報が増えていかないと、情報が分断されている現在では開催の時期すら伝わらないのかもしれない。逆に考えると、開幕後は、パピリオンなどの情報がネットで拡散され、開催が進むにつれて来場者が増えていくのかもしれない。
私は入場券を購入済みだが、パビリオン情報があまり多くないため、まだ何を観に行きたいのかも分かっていない。これから強化されると思うが、早めに情報を多く発信する事が大事だなとも思う。
大阪は日本に来るインバウンド観光客にとってキラー観光地となる。万博をキッカケにして、大阪のみならず関西圏の魅力が世界の多くの人に伝わる事を期待したい。
【調査概要】
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2024年12月25日~12月28日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方)
調査対象 : 国内在住10~60代の方
有効回答数 : 1,200名 ※性年代別に各100サンプル回収
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
■共同調査「馬渕・渡辺の#ビジトピ with Pontaリサーチ」について

2023年5月よりTOKYO FM「馬渕・渡辺の#ビジトピ」の提供スポンサーとしてLMが参画しています。「馬渕・渡辺の#ビジトピ with Pontaリサーチ」は、世の中の最新ニュースからパーソナリティの経済アナリスト 馬渕磨理子氏と消費経済アナリスト 渡辺広明氏が生活者に調査したいトピックについて、LMが「Pontaリサーチ」で聴取する調査です。調査結果を番組内で紹介する他、LMのマーケティング紹介サイトのコラムで紹介しています。
■TOKYO FM「馬渕・渡辺の#ビジトピ」について
パーソナリティをつとめる経済アナリスト 馬渕磨理子氏と消費経済アナリスト 渡辺広明氏が世の中の最新ニュースをそれぞれの視点で分かりやすく解説しています。ビジトピとは、“ビジネストピックス”の略! 30分ながら聴きするだけで、資産運用の話から、マーケティング用語、最新ヒット商品まですぐあなたの役に立つビジトピが身につきます。
放送日時 :日曜 6:00~6:30
出演者 :馬渕磨理子(経済アナリスト)、渡辺広明(消費経済アナリスト)
番組HP :https://www.tfm.co.jp/biztopi/
AuDee :https://audee.jp/program/show/61907
Twitter :https://twitter.com/biztopi_tfm
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11月 4, 2025
Z世代の男性は『達成感・脱抑圧感』、女性は『時間の充実・健康...
#ライフスタイル
#生活者トレンド
Z世代の男性は健康面でのポジティブを実感する一方、『行政・メディア不信』といったネガティブな出来事を実感しやすい結果に。Z世代の女性は3人に1人が『睡眠・運動・体調不良』といった健康面での不足を直近1ヶ月に実感。
幸福度に係る項目のうち、Z世代の男性は『何かをやり遂げた』『社会貢献』といった達成感・自己効力感を感じられる出来事が幸福度に影響する。Z世代の女性は『時間の充実』『体調の改善』が幸福度に大きく寄与している結果。
総合的ととのい度はZ世代男性が49.0、Z世代女性が48.5。男性は身体的ウェルビーイング(49.9)、女性は社会的ウェルビーイング(49.1)の充実をそれぞれ感じている。
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10月 28, 2025
#ライフスタイル
#生活者トレンド
運動不足を感じる人は約8割。運動継続の壁は「モチベーションが続かない」
「ほとんど運動しない」が約4割。男性の方が運動を習慣化している傾向
運動を始めたきっかけは「健康維持のため」が最多。70代では8割を超える
運動場所は「近所の公園・屋外」と「自宅」が中心
運動の効果は「気分のリフレッシュ」が1位。高年層が「体調改善」を実感
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10月 27, 2025
大阪・関西万博に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジト...
#生活者トレンド
来場経験は1割強。来場者の約8割が「期待以上」「期待通り」と高く評価
行かなかった理由1位は「興味がない」。ミャクミャクへの関心が高いのは20代
万博会場の施設の活用は「公園や市民の憩いの場」「観光スポット・シンボル」が上位
IR開発には4割超が反対、約3割は「よくわからない」。懸念は「治安」と「依存症」
今後の国際イベントの国内開催について、「積極的に開催してほしい」が16.6%