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2023-11-21

新NISA制度に関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、「新NISA制度に関する調査」(実施期間:2023年10月2日~10月4日)について、結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月2日~10月4日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の男女
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています

新NISAの認知率は60.9%。うち現行NISA利用者の約7割が新NISAの「利用予定がある」

2024年から始まる新NISAの認知率は60.9%だった。
「新NISA認知者」を対象に、新NISAの利用予定を聴取したところ、全体では36.9%が「利用予定がある」と回答した。また、現在のNISA利用状況別で見ると、NISA利用者の70.1%が「利用予定がある」と回答した。一方、NISA非利用者では「利用予定がある」は12.1%に留まり、「未定」が半数を占める。
年代別で見ると、20代と30代の約半数が「新NISAの利用予定がある」と回答し、若年層の利用意向が高いことが分かった。

▼2024年から始まる新NISAをご存知ですか?

▼新NISAを利用する予定はありますか?(対象:新NISA認知者)【NISA利用状況別】 (%)

▼新NISAを利用する予定はありますか?【年代別】 (%)(n=609)

新NISAで投資予定の月額は「10万円」が21.3%でトップ

新NISAの「利用予定がある」と回答した方を対象に、投資予定月額を聴取したところ「10万円」が21.3%で最も高かった。つみたて投資枠において、非課税で投資できる限度月額に当たる10万円(年間非課税投資枠120万円)を投資したい意向がうかがえた。

▼新NISA制度での投資予定月額 (%) (n=225)

NISA非利用者の新NISA利用の懸念点は、「利用方法が難しそう」が46.6%

新NISAの「利用予定がある」または「未定」と回答した方を対象に、新NISAの利用に関して懸念している点を複数回答で聴取した。NISA利用者は「特になし」(54.2%)が最も高いのに対し、NISA非利用者では「利用方法が難しそう」が46.6%と最も高かった。

▼新NISA制度の利用に関して、懸念している点【NISA利用者別】  ※複数回答 (%) (n=474)

現行NISA利用率は27.8%。一方、「NISA口座を開設したが投資をしていない」が14.8%

現行NISA利用率は全体の27.8%だった。また「NISA口座を開設したが投資をしていない」が14.8%確認された。年代別で見ると、20代において「NISA口座を開設したが投資をしていない」が21.0%で他の年代よりも高い。
NISA口座を開設したが、投資を行わない理由は「キャッシュバックなどのキャンペーンが目当てだったため」が32.4%でトップだった。

▼NISAを利用していますか? (%) (n=1,000)

▼NISA口座を開設したが、投資を行わない理由(上位5位まで表示)※複数回答  (%) (n=148)

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

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    • 新NISAの認知率は80.7%。2023年10月の調査から19.8ポイント上昇した
    • 新NISA利用率は35.6%。利用者の3人に1人が新NISAで投資デビューしている
    • 日経平均株価への関心は50.5%。2024年8月の日経平均株価の乱高下で、新NISAの「利用意欲が減った」は12.5%に留まる
    • 新NISA口座の人気金融機関1位は「証券会社」、人気運用商品1位は「投資信託」
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