• 生活者トレンド

2022-09-07

コロナ禍に対応した副業で逆風に立ち向かう人も。副業実態を調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、全国20代~50代の有職者1,000名を対象に「副業に関する調査」を実施しました。 「副業経験」「副業に関心を持った時期」「副業の平均月収」「副業の仕事内容」を聴取した結果をご報告いたします。(フリーランス、パート・アルバイトを除く。実施期間:2022年7月30日~8月2日)

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年7月30日~8月2日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20代~50代の男女
    (フリーランス、パート・アルバイト除く有職者)
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各125サンプル回収

「副業に関心はあるが、副業をしたことはない」が43%で最も高い

「副業に関心はあるが、副業をしたことはない」が43%で最も高い。一方、現在副業をしている人は9%であった。年代別では、20代の48%が「副業に関心はあるが、副業をしたことはない」と回答しており、約半数が副業に関心を持っていることが確認された。

「コロナ前から副業に関心があった」が64%

副業に関心を持った時期は、全体の64%が「コロナ前から副業に関心があった」と回答している。年代別では、 20代・30代において「コロナ禍で副業に関心を持った」が2割を超えており、40代・50代よりコロナ禍がきっかけとなった割合がやや高い。

副業の平均月収は「1~4万円」が35%

現在または過去に副業経験がある人を対象に、副業の平均月収を聞いたところ「1~4万円」が35%でトップとなった。年代別では、40代において「5~9万円」が最も多い。

コロナ禍での新しい生活様式に対応した副業をする人も目立つ

副業経験者に副業の仕事内容を自由回答で聴取したところ、フードデリバリーやオンライン講師、ワクチン接種会場での業務など、コロナ禍での新しい生活様式に対応した副業をする人も目立つ。全体では「飲食店」での副業経験が最も多かった。年代別のその他の仕事内容として、下記の回答が得られた。

▼副業の仕事内容(自由回答一部抜粋:n=172)

今回の副業に関する調査では、現在副業をしている人は9%と少数ではあったが、若年層を中心に関心の高さが確認された。賃上げなき物価高騰のなか、自分の特技・資格を活かした副業やコロナに対応した副業の需要を見つけて、逆風に立ち向かう人は今後も増加するとみられる。

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

  • 12月 23, 2024

    SNS情報の信用度に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビ...

    #生活者トレンド

    • 情報の信用度が高いメディアは、1位「テレビ」(43.5%)、2位「新聞(一般紙)」(36.7%)。「SNS」は13.1%だった

    • SNSの情報を「信用する」が全体のおよそ半数。若年層において信用する割合が高い

    • 年齢層が若くなるほどSNSで見た情報のファクトチェック実施率が高く、10代では約8割を占める

    • SNSのデマ情報は「スルーする」が全体の83.8%。20代では「通報する」が約2割となり、他の年代よりも高い

    • SNSのアルゴリズムによる最適化を20代のおよそ半数が「知っている」に対し、高年層では約2割に留まる

  • 12月 17, 2024

    住まいの防犯対策に関する調査

    #生活者トレンド

    • 自宅周辺で防犯上の「不安がある」が全体の44.0%。「一戸建て」では防犯強化の意向が7割を超えて高い

    • 防犯対策において重視する点は1位「効果の高さ」、2位「コスト」。予算は「1万円未満」が全体の約3割で最多

    • 約半数が防犯対策として「ご近所コミュニケーション」「ご近所との情報交換」に前向きな様子が伺える

  • 12月 16, 2024

    ID-POS市場分析 vol.2(後編) 「日清 どん兵衛」...

    #消費動向

    #生活者トレンド

    • 「日清 どん兵衛」の売上ピークは年末の3日間だが、12月中頃より前週比150%の勢いで伸び始める傾向。

    • 年越しそば、だけでなく年越しうどんも同程度の人気。

    • どん兵衛ラインナップの中でも、男性は「そば」、女性は「うどん」を選ぶ傾向があり、若年層ほどプレミアム系の「最強どん兵衛」、高年層ほどあっさり系の「おだしどん兵衛」、小さいサイズの「ミニ」シリーズを選ぶ傾向がある。

    • どん兵衛ラインナップの中で購入者層が薄い男性高年層には、あの競合商品がいた!

お気軽にお問い合わせください

詳しくお知りになりたい方は
お問い合わせ