• 生活者トレンド

2022-06-13

世界の有名企業が注目するメタバースについて調査

メタ(超越した)とユニバース(世界)を融合させた造語であるメタバースは、世界中でトレンドワードになっています。コミュニケーション、ショッピング、音楽ライブ、最新医療でも活用され始めている仮想空間サービス。今回は、全国18歳以上の男女1,000名を対象に「メタバースに関する調査」を実施した結果をご報告いたします。(Z世代を18歳~26歳、Y世代を27歳~42歳、X世代を43歳~57歳として調査。実施期間:2022年5月27日~5月31日)

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月27日~5月31日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:18歳以上 男女 全国
有効回答数:1,000名 ※性世代別に各125サンプル回収
(Z世代を18歳~26歳、Y世代を27歳~42歳、X世代を43歳~57歳として調査)

仮想空間への関心は31%

仮想空間や仮想現実の世界に関心がある人は全体の31%であった。

メタバースの「認知計」は57%

メタバースを「知っている」が21%、「聞いたことはある」が36%となり、これらを合わせた「認知計」は57%であった。

メタバース利用経験者は17%、世代別ではZ世代で29%

メタバースに関心がある人に利用有無を聴取したところ、17%がメタバースの技術を使ったサービスを利用したことがあると回答した。世代別ではZ世代が29%で最も高い。

メタバース上で働きたい人は46%

メタバースに関心がある人に、「メタバース上で働くこと」について聴取したところ、関心がある人が46%となった。

世代別でみるとZ世代とY世代では54%となり、楽しむだけではなく働いて対価を得ることにも関心が高い。

関心トップは「オンラインゲーム」

関心があるメタバースのジャンルは、「オンラインゲーム」が37%でトップ。次いで「旅行体験、観光地、世界遺産」が29%でつづく。

Z世代とY世代の2割はNFTにも関心がある

メタバース上で安心してアイテムを取引できるNFT(非代替性トークン)への関心は、Z世代とY世代において2割を超える。

今回の調査では、メタバースの「認知計」は5割を超え、仮想空間で働くことへの関心も若い世代では5割を超える結果となった。
最後に、関心があるメタバース上での仕事を自由回答で聴取した。
世界の有名企業が巨額の投資をしたことでも話題になっているが、一般ユーザーの関心も高く、デジタルの世界で新たなビジネスチャンスが生まれている。

・バーチャルイベントの映像作成
・バーチャルイベントの出演者
・バーチャル建築士
・メタバース上の情報教育関連
・旅行ガイド
・営業
・販売

メタバースに関するコラムは下記ボタンよりご覧いただけます。
「お金が稼げる?いま話題のメタバースで生まれる仕事」

メタバースコラム

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

  • 4月 26, 2024

    『ゴールデンウイークの過ごし方に関する調査』ラジオ番組「馬渕...

    #生活者トレンド

    • 連休の間にある平日3日間の休暇予定者は各日約2割。最大10連休は少数派の見込み
    • ゴールデンウイークの予定は、1位「自宅で過ごす」(56.0%)、2位「近所・近場のおでかけ」(26.6%)、3位「日帰り旅行」(12.3%)
    • 自宅での過ごし方は、10~20代では「動画配信サービス視聴」、30~40代では「掃除・片付け」、50~60代では「テレビ番組視聴」がトップとなり、年代による違いが見られる
    • 近所での過ごし方は「ショッピング」「外食、カフェ」がそれぞれ5割を超える
    • 一緒に過ごしたい相手は、1位「家族」が約6割、2位「一人」が約3割
  • 4月 24, 2024

    世代別のお金の使い方に関する調査

    #消費動向

    #生活者トレンド

    • 毎月自由に使える金額は、Z世代の「3万円~5万円未満」が最も高い
    • 全世代で「旅行/観光」「外食/食事」にお金を使いたい意向が高い。若い世代ほど「貯金」「投資」の意向が高い
    • 今後保有したい金融資産は、「NISA」がZ・Y・X世代で約3割ずつと注目度が高い
    • 毎月の貯金額は、Z・Y・X世代で「3万円未満」が7割弱
    • 普段の買い物で利用頻度の高い支払い方法は、1位「クレジットカード」、2位「現金」
  • 4月 1, 2024

    『春夏の旅行需要に関する調査』ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジ...

    #生活者トレンド

    • 全体の約4割に旅行意向があり、10代が最も高い
    • 行きたい旅行先は「国内」が半数を超える。旅行時期は夏休みシーズンの需要が高い
    • 希望の旅行相手は「家族」が全ての年代でトップ。10代では「友人」、20代では「恋人・パートナー」が他の年代より高い
    • 2泊以下の短期旅行が人気。ゴールデンウイークと夏休みの旅行の「予約はまだ」がそれぞれ8割以上
    • 旅行しない理由トップは「経済的な余裕がない」。旅行に代わる支出はなく、節約志向が伺える

お気軽にお問い合わせください

詳しくお知りになりたい方は
お問い合わせ