• 生活者トレンド

2023-08-31

男女1,000人に聞いたふるさと納税に関する調査(第2回)

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、「ふるさと納税に関する調査(第2回)」の結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年8月9日~8月14日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収

*数値は四捨五入・小数点切上げによる整数表示。このため一部合計値が100%とならない箇所あり
また、アンケートで呈示した選択肢を統合/省略/再集計した結果を掲載している設問あり
*総務省:人口推計を基にウエイトバック集計を実施
*グラフ単位:%

 

【聴取項目】
属性
– 性年代
ふるさと納税関連
– 実施有無
– 直近実施月
– 情報探索/決定関与者

2023年ふるさと納税実施率は8月時点で20%。年間では30%超えの可能性あり

ふるさと納税の実施経験を年ごとに聴取した。
2020年以前の21%、2021年の23%から2022年は28%と大きく上昇、制度が定着しつつある様子がうかがえる。
また、2023年は調査時期の8月時点で既に20%となり、年間では30%を超える可能性がある。

* アンケートでは「一度も行ったことがない」の選択肢も提示して聴取したが下表では省略している

 

▼ふるさと納税実施有無(全体)

申込みピークは12月で平準化が必要。また、家庭内では配偶者の意見も選定に影響を及ぼす

ふるさと納税実施経験者に対して、直近実施月を単一回答にて聴取した。

月別では「12月」が最も高く37%と突出、次いで「10月」「11月」が1割以上で続く。
背景には消費者サイドにおける所得税や住民税の制度上の事情があると推察され、年末に活性化する市場といえる。

一方、ふるさと納税の返礼品の種類をみると、現状では農畜水産物が大半を占め、これらはそれぞれ”旬の時期”が異なる。
このことから、消費者の申込み時期と提供側の都合にギャップが生じているといえる。

旬の時期の商品、期間限定サービスの提供などにより申込み時期の平準化を図ることが市場の安定化・活性化につながると考えられる。

* 調査時期の影響を除くため、2023年実施者を除外した実施経験者の結果を表示

 

▼ふるさと納税直近実施月(2023年を除くふるさと納税実施経験者ベース)

▼【参考】2022年12月実施「ふるさと納税に関する調査」返礼品種類(2022年申込者ベース)

家族内における、ふるさと納税の寄付先に関する情報探索や決定関与の状況を聴取した。

 

「寄付先を調べた(=情報探索)」、「意見を聞いた(=決定関与)」のいずれにおいても「いずれもあてはまらない」が過半数を占めるものの、次いで、「配偶者」がそれぞれ31%、41%と高く、寄付先の選択行動に影響を及ぼす存在といえる。

 

▼情報探索/決定関与者(ふるさと納税実施経験者ベース)

第1回調査はこちらからご確認いただけます。

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

最新の自主調査や分析レポートをお届けするメルマガを配信!登録はこちら

  • 10月 31, 2024

    備蓄食品に関する調査

    #ライフスタイル

    #生活者トレンド

    • 約6割が「主に日常で使用し、災害時にも使える食品」を備蓄している。ローリングストック実践率は64.8%
    • 備蓄食品ランキングは、1位「カップヌードル」、2位「サバ缶」、3位「ツナ缶」
    • 「南海トラフ地震臨時情報」発表によって備蓄行動に影響を受けたのは約3割。特に20代、30代の若年層に備蓄意識の高まりが見られた
  • 10月 28, 2024

    生成AIのビジネス活用に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の...

    #ビジネス

    #生活者トレンド

    • 業務で生成AIを利用している人は2割弱。仕事の効率化を実感する人は8割を超える
    • 利用ツールは「ChatGPT」が約8割でトップ。仕事での生成AI利用頻度は「ほぼ毎日」が約2割
    • 生成AIのビジネス活用「賛成派」は47.8%。AIが進化しても、自身の仕事が自動化の「影響を受けない」と考える人は約半数
    • 生成AI導入によって改善されると思うのは「生産性」「労働時間の短縮」が上位。一方、「セキュリティリスク」に不安を感じる人が約3割
  • 10月 10, 2024

    お米の品薄に関する調査

    #消費動向

    #生活者トレンド

    • 約8割がお米の品薄を感じている。女性50代が88.3%で最も高い
    • お米の価格が上がっている場合、「特に対策を取っていない」が約4割。ふるさと納税の返礼品でお米を選ぶ人が約1割確認された
    • お米の代替品は、「パックご飯」よりも「パンやパスタなどの小麦製品」が人気

お気軽にお問い合わせください

詳しくお知りになりたい方は
お問い合わせ