• ライフスタイル
  • 生活者トレンド

2024-10-31

備蓄食品に関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、「備蓄食品に関する調査」(実施期間:2024年9月9日~9月13日)について、結果をご報告いたします。

調査結果詳細

約6割が「主に日常で使用し、災害時にも使える食品」を備蓄している。ローリングストック実践率は64.8%

食品の備蓄について、「主に日常で使用し、災害時にも使えるものを備えている」が約6割を占め、主に災害時用の「非常食」を備えている人は約3割だった。ローリングストックの実践率は、全体で「定期的に実践している」(25.3%)と「時々実践している」(39.5%)を合わせて64.8%だった。年代別で見ると、60代では約8割が実践しており、他の年代と比較して最も高い。

備蓄している食品の種類は、「飲料水」が80.6%でトップ、次いで「レトルト食品」「缶詰食品」「カップ麺や袋麺」がそれぞれ約6割で続いた。また、備蓄量は「食品」では「3日分以下」が最も多く約5割、「飲料水」では「3日分以下」「約1週間分」が約4割ずつだった。

▼食品の備蓄について

▼ローリングストック実践率 (%) (n=1,018)

▼備蓄している食品の種類 ※複数回答 (%) (n=1,018)

▼備蓄量

備蓄食品ランキングは、1位「カップヌードル」、2位「サバ缶」、3位「ツナ缶」

備蓄している食品をカテゴリーごとに聴取した。カップ麺や袋麺では「カップラーメン」、缶詰では「魚の缶詰(サバ、ツナなど)」、レトルト食品では「カレー」がそれぞれ1位となった。さらに備蓄している商品を自由回答で伺ったところ、全体で「カップヌードル(日清食品)」が156票を獲得し1位だった。次いで、「サバ缶」が132票、「ツナ缶」が129票で上位だった。最も自由回答数が多いカテゴリーは「魚の缶詰」で300票超だった。

▼備蓄しているカップ麺や袋麺 ※複数回答 (%) (n=583)

(TOPICS① 備蓄している食品の種類の設問で「カップ麺や袋麺」を選択した人に聴取)

▼【カップラーメン】のランキング ※自由回答 カッコ書きは企業名(以降のランキングも同様)

▼備蓄している缶詰 ※複数回答 (%) (n=594)

(TOPICS① 備蓄している食品の種類の設問で「缶詰食品」を選択した人に聴取)

▼【魚の缶詰】のランキング ※自由回答

▼備蓄しているレトルト食品 ※複数回答 (%) (n=629)

(TOPICS① 備蓄している食品の種類の設問で「レトルト食品」を選択した人に聴取)

▼【レトルトカレー】のランキング ※自由回答

「南海トラフ地震臨時情報」発表によって備蓄行動に影響を受けたのは約3割。特に20代、30代の若年層に備蓄意識の高まりが見られた

2024年8月に気象庁から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたことを受け、水や食品の備蓄を開始した、または備蓄量を増やしたかを聴取した。全体の約3割が「備蓄を開始した」「備蓄量を増やした」と回答し、臨時情報の影響を受けた様子が伺えた。特に20代の約半数、30代の約4割において、備蓄意識の高まりが見られた。

▼2024年8月の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を受け、水や食品の備蓄を開始した、または備蓄量を増やしたか

【調査概要】
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2024年9月9日~9月13日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
 (Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方)
調査対象 : 国内在住20~60代の防災備蓄をしている方
有効回答数 : 1,018名
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています
※記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

最新の自主調査や分析レポートをお届けするメルマガを配信!登録はこちら

  • 10月 31, 2024

    備蓄食品に関する調査

    #ライフスタイル

    #生活者トレンド

    • 約6割が「主に日常で使用し、災害時にも使える食品」を備蓄している。ローリングストック実践率は64.8%
    • 備蓄食品ランキングは、1位「カップヌードル」、2位「サバ缶」、3位「ツナ缶」
    • 「南海トラフ地震臨時情報」発表によって備蓄行動に影響を受けたのは約3割。特に20代、30代の若年層に備蓄意識の高まりが見られた
  • 10月 28, 2024

    生成AIのビジネス活用に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の...

    #ビジネス

    #生活者トレンド

    • 業務で生成AIを利用している人は2割弱。仕事の効率化を実感する人は8割を超える
    • 利用ツールは「ChatGPT」が約8割でトップ。仕事での生成AI利用頻度は「ほぼ毎日」が約2割
    • 生成AIのビジネス活用「賛成派」は47.8%。AIが進化しても、自身の仕事が自動化の「影響を受けない」と考える人は約半数
    • 生成AI導入によって改善されると思うのは「生産性」「労働時間の短縮」が上位。一方、「セキュリティリスク」に不安を感じる人が約3割
  • 10月 10, 2024

    お米の品薄に関する調査

    #消費動向

    #生活者トレンド

    • 約8割がお米の品薄を感じている。女性50代が88.3%で最も高い
    • お米の価格が上がっている場合、「特に対策を取っていない」が約4割。ふるさと納税の返礼品でお米を選ぶ人が約1割確認された
    • お米の代替品は、「パックご飯」よりも「パンやパスタなどの小麦製品」が人気

お気軽にお問い合わせください

詳しくお知りになりたい方は
お問い合わせ