• 生活者トレンド

2023-06-30

デザートや菓子のトレンドセッターに関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、「デザートや菓子のトレンドセッターに関する調査」の結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年6月14日~6月15日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収

*数値は四捨五入・小数点切上げによる整数表示。このため一部合計値が100%とならない箇所あり
また、アンケートで呈示した選択肢を統合・再集計した結果を掲載している設問あり
*総務省:人口推計を基にウエイトバック集計を実施
*グラフ単位:%

 

【聴取項目】
デザートや菓子関連の事業者やサービスへの評価
– ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場
– 早い段階でブームや流行を生み出す立場
– 後追いで取り上げる立場
属性
– 性年代

流行発信源はコンビニやSNS

デザートや菓子の流行やトレンドへの関与度を測るため以下3層を設定、関連する事業者やサービスを対象として、該当するものを複数回答形式にて聴取した。

- デザートや菓子について –

1  ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場
2  早い段階でブームや流行を生み出す立場
3  後追いで取り上げる立場

はじめに、ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場を見ると、「コンビニエンスストア」が41%で最も高く、次いで「Instagram」「YouTube」「百貨店・デパ地下」「テレビ番組」が上位にに挙がり、流行の発信源として認識されている。
一方、「食品メーカー」「スーパーマーケット」「外食チェーン店」は、商品の開発機能を有しているものの1割未満と低調であった。

▼ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場

次に、早い段階でブームや流行を生み出す立場としては、「コンビニエンスストア」が31%で最も高く、次いで「百貨店・デパ地下」「テレビ番組」「Instagram」「YouTube」が続く。

 

▼早い段階でブームや流行を生み出す立場

また、後追いで取り上げる立場としては、「スーパーマーケット」が29%で最も高く、次いで「テレビ番組」「新聞」「料理教室」が2割前後で続く。

 

▼後追いで取り上げる立場

上記を整理すると、消費者評価として以下が読み取れる。

 

流通関連では、「コンビニエンスストア」や「百貨店・デパ地下」が商品開発や流行の仕掛けといった機能が評価されている。一方、「スーパーマーケット」は(流行に対して)後追いで慎重な姿勢である。

 

メディア関連では、「YouTube」「Instagram」は情報の発信力や拡散力が評価されている。
また、「テレビ番組」が流行の上流から下流まで関与しているのに対して、「新聞」は後追い型と見られている。

 

▼評価一覧

女性60代はSNS同様に「テレビ番組」も流行の発信源として評価

ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場について、性年代ごとの傾向の違いを確認した。

「スーパーマーケット」は、全体では8%と低いものの、男性20代では15%と「百貨店・デパ地下」(11%)を上回っている。
また、「テレビ番組」「YouTube」「Instagram」は女性60代で比較的高い。

▼ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場(性年代別)

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

最新の自主調査や分析レポートをお届けするメルマガを配信!登録はこちら

  • 11月 8, 2024

    2024年注目した人物や話題となった商品ランキングを発表!

    #生活者トレンド

    • 今年の顔は、大谷翔平選手。回答者の76%が今年の顔として選んだ

    • 今年の流行語は、50-50。流行語でも、大谷翔平選手関連の言葉が1位に輝いた

    • 今年公開の一番おもしろかったドラマは、NHK連続テレビ小説虎に翼

    • 今年発売された市販の飲料や食品で印象に残っている商品は、キリンビール 晴れ風が1位

  • 10月 31, 2024

    備蓄食品に関する調査

    #ライフスタイル

    #生活者トレンド

    • 約6割が「主に日常で使用し、災害時にも使える食品」を備蓄している。ローリングストック実践率は64.8%

    • 備蓄食品ランキングは、1位「カップヌードル」、2位「サバ缶」、3位「ツナ缶」

    • 「南海トラフ地震臨時情報」発表によって備蓄行動に影響を受けたのは約3割。特に20代、30代の若年層に備蓄意識の高まりが見られた

  • 10月 28, 2024

    生成AIのビジネス活用に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の...

    #ビジネス

    #生活者トレンド

    • 業務で生成AIを利用している人は2割弱。仕事の効率化を実感する人は8割を超える

    • 利用ツールは「ChatGPT」が約8割でトップ。仕事での生成AI利用頻度は「ほぼ毎日」が約2割

    • 生成AIのビジネス活用「賛成派」は47.8%。AIが進化しても、自身の仕事が自動化の「影響を受けない」と考える人は約半数

    • 生成AI導入によって改善されると思うのは「生産性」「労働時間の短縮」が上位。一方、「セキュリティリスク」に不安を感じる人が約3割

お気軽にお問い合わせください

詳しくお知りになりたい方は
お問い合わせ