- コロナ
- ライフスタイル
- 消費動向
2021-12-16
全国5,000人に聞いたWithコロナの食業界と食スタイル
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(以下「LM」)は、コロナ禍の食品リテールの利用実態や料理、健康の意識の変化を聴取した「食品リテールに関する消費者意識調査」(実施期間:2021年10月27日~11月4日)の結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年10月27日~11月4日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:5,000名
習慣化する自炊生活により、「スーパー」「ネットショッピング」などの利用が高まる
1年前と比べた利用頻度の増減では、「スーパーマーケット」「ネットショッピング」「テイクアウト/持ち帰り」の利用頻度が高まった人が多い。外出自粛などで、自宅での食事機会が続いたことで自炊が習慣化していると考えられ、スーパーやネットショッピングの需要は継続していくと予測される。 一方で「店内飲食」は利用が減った人が47%と、まだ回復の兆しはみられていない。
▼業態別利用頻度の増減(対1年前比較)

食を通した健康や素材への関心など、食意識が高まる60代以上女性
食事に関する変化を聴取したところ、全体的に1年前と比べて「栄養を意識」「素材の安全性」「旬のもの」など、食材への関心が高まっていた。これらの項目を性年代別でみると、特に60代以上女性の関心が高くなっている。自炊生活が続いていることで、食を通した健康や素材への関心など食意識が高まっていると考えられる。
▼食事に関する変化(対1年前比較)

▼性年代別の食事に関する変化(対1年前比較)

自炊生活に苦労している傾向の20~40代女性
料理をしている人に料理に関する変化を聴取したところ、20~40代女性では「献立を考えるのが面倒になった」「何を作っていいかよくわからなくなった」といった回答が高くなっており、自炊生活に苦労している様子がうかがえる。また、20~40代女性において、食事に関する変化をみると、「市販の冷凍食品を使うことが増えた」「市販の加工食品を使うことが増えた」「でき合いのものはそのまま食べている」といった回答が高くなっている。今後も自炊生活が続いた場合、料理に対する負担感を軽減する食品のニーズは高まるのではないかと予測できる。
▼性年代別の料理に関する変化 ※料理実施者ベース

▼性年代別の食事に関する変化

【詳細レポートにつきまして】
本資料に記載した内容に加えて、下記の内容も併せて聴取しています。また、昨年も同様の調査を実施しており、時系列データもございます。
詳細な分析レポートをご希望の方は、下記ボタンよりお問い合わせください。
・業態別の利用実態
・スーパーマーケットの種類別利用実態
・テイクアウト・食品デリバリーに期待すること
・業態別の購入食品や食材
・業態別のより充実させてほしい食品や食材
・業態別の利用理由
・食品や食材別のメーカーや小売りへの要望
・食事や食材を購入する方法
・料理に関する意識
・食事に関する意識
・食事に関する困りごと
・健康状態
・健康に関する対策
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
-
11月 27, 2025
Pontaリサーチ会員が選ぶ2025年の世相を表す漢字と、2...
#生活者トレンド
2025年の世相を表す漢字1位は「高」。高市首相の就任、物価高、株高、気温の高さから選ばれた
2位は「米」。コメの価格上昇から選ばれた
3位は「暑」。夏が非常に暑かったため選ばれた
4位は「熊」。クマの出没が増加しているため選ばれた
-
11月 26, 2025
#ライフスタイル
約7割がストレスを実感。ストレスを「強く感じる」は、40代が30.5%と最も高く、60代が10.0%と最も低い
ストレスの原因は「仕事」「人間関係」「将来不安」が上位。半数が「2年以上前から」ストレスを感じている
解消法は男女で傾向が異なり、男性は「お酒」派、女性は「食」派が多数
6割以上がストレスを感じても他人に「相談しない」。20代や女性は相談する傾向が強い
-
11月 25, 2025
おせち料理に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」...
#消費動向
#生活者トレンド
2026年正月におせちを「食べる予定」は43.4%。60代では6割となるも、若年層ほどおせちを食べない傾向
おせちを購入する人は約8割。「年末ギリギリ購入派」と「早期予約派」が二極化
おせちの予算は、前年と「ほぼ同じ」が83.8%。物価高の影響で、約4割が「少量にして無駄を減らす」
おせちについて「なくてもいい」35.9%、「伝統を残したい」33.2%。世代で分かれるおせち観