- 消費動向
2021-11-15
おせち料理に関する調査
全国20歳以上の男女1,100名を対象に「おせち料理に関する調査」を実施しました。今年も残すところあと2ヶ月をきり、そろそろ年末年始の準備を進めている方も多いのではないでしょうか。今回は、お正月の料理として日本に伝わる「おせち料理」に関する実態を調査しました。(実施期間:2021年10月25日~10月27日)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年10月25日~10月27日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:20歳以上 男女 全国
有効回答数:1,100名 ※性年代別に各110サンプル回収
日本人にとってwithコロナにおいてもお正月のおせち文化は重要
2022年のお正月におせち料理を食べる予定がある人は58.1%
新年におせち料理を「食べる予定」と回答した人は58.1%。どの年代でも5割以上が「食べる予定」と回答しており、コロナ禍においても「おせち料理」は伝統的な食文化として定着している様子がうかがえる。一方、「食べる予定なし」は20代が19.5%で最も低い結果に。
▼2022年のお正月におせち料理を食べますか

おせち料理の手作り派は約7割
手作り派の合計は67.5%。一方、重箱入りおせちを購入する人は32.6%
おせち料理を一部手作りする人は52%、完全に手作りする人は15.5%、手作り派の合計は67.5%。一方、重箱入りおせちを購入する人は32.6%となっており、手作り派が多い結果に。「完全に手作り予定」を年代別で比較すると、60代以上は2割を超えるが20代~50代では右肩下がりになっている。高齢になるほど、作る手間を省きたいと思う人が増えている様子。
▼2022年のおせち料理は手作り派?購入派?

おせち購入は本格派を求める20代、手軽さを求める60代
60代以上の「通販サイト」で購入予定は20代の約2倍、20代トップは「百貨店」
重箱入りおせちの購入予定場所は、コロナによる影響のためか「通販サイト」が38.9%でトップ、次いで「百貨店」「スーパー」と続く。60代以上では「通販サイト」が、20代の約2倍という結果に。全体として「通販サイト」が最も多い一方で、20代は「百貨店」が30.8%でトップ。
▼重箱入りおせちの購入予定場所

前年より「豪華にしたいと思わない」が74%
2022年のおせち料理は前年より「豪華にしたいと思う」と回答した人は26%、「豪華にしたいと思わない」が74%。新型コロナの感染者数も大きく減少し、自粛・規制なども緩和される中であっても、おせち料理を豪華にしたいという意見は4人に1人と少なく、家庭内での祝い事においても控えめに抑える傾向がみられた。
▼2022年のおせち料理は前年より豪華にしたいと思われますか

日本人にとってwithコロナにおいても、お正月のおせち文化は重要と考えられる。本格派や昔ながらのお正月・おせちの文化を守る20代に対し、高齢者は効率化や手軽さも求めていることが見受けられた。
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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2025年の世相を表す漢字1位は「高」。高市首相の就任、物価高、株高、気温の高さから選ばれた
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約7割がストレスを実感。ストレスを「強く感じる」は、40代が30.5%と最も高く、60代が10.0%と最も低い
ストレスの原因は「仕事」「人間関係」「将来不安」が上位。半数が「2年以上前から」ストレスを感じている
解消法は男女で傾向が異なり、男性は「お酒」派、女性は「食」派が多数
6割以上がストレスを感じても他人に「相談しない」。20代や女性は相談する傾向が強い
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おせち料理に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」...
#消費動向
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2026年正月におせちを「食べる予定」は43.4%。60代では6割となるも、若年層ほどおせちを食べない傾向
おせちを購入する人は約8割。「年末ギリギリ購入派」と「早期予約派」が二極化
おせちの予算は、前年と「ほぼ同じ」が83.8%。物価高の影響で、約4割が「少量にして無駄を減らす」
おせちについて「なくてもいい」35.9%、「伝統を残したい」33.2%。世代で分かれるおせち観

