- コロナ
- ビジネス
- マーケティング
2021-05-28
マーケターが抱える課題感に関する調査
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、Pontaリサーチにてマーケティング関連業務従事者を対象に実施した「マーケターが抱える課題感に関する調査」(実施期間:2020年12月4日~12月10日)の結果をご報告いたします。
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2020年12月4日~12月10日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象 : Pontaリサーチ「仕事パネル」のマーケティング関連業務従事者
有効回答数 : 2,164サンプル
現状の課題やテーマ
現状のマーケティングにおける課題やテーマを聴取したところ、「商品・サービスの企画・開発力不足」「市場や競合に関するデータ不足」「蓄積データの活用方法」が上位3位となった。 マクロ環境のテーマでは「DXへの対応」「コロナショック対応」が10%前後、SDGs関連が4~6%となった。
今後1年間で注力するもの
今後1年間で注力するものは、「商品・サービスの企画・開発力不足」「市場や競合に関するデータ不足」「蓄積データの活用方法」が上位3位となり、現状の課題やテーマと同様の順位となった。 次いで「コロナショック対応」が14%となり、2020年12月の調査時点において喫緊の課題として重視している様子がうかがえる。
業務別の課題
マーケターの抱える課題を業務別に詳細を聴取したところ、「社内外のコミュニケーション」では上位3位が全て社内関連となり、社外よりも社内のコミュニケーションに課題を抱えている傾向があることがわかった。
「分析・データ活用」では、「必要な情報・データの選定・収集」が50%を超えて最も高い。次いで「データの可視化」「データ読み解き・戦略/施策立案」「処理の省力化・自動化」と続く。データの処理よりも、選定や収集に課題がある様子がうかがえる。
視点別の課題
マクロからミクロまで視点別の課題を自由記述にて聴取し、分類した。日本の課題では「少子高齢化・人口減少」「コロナ」がそれぞれ1割強の回答となった。
「業界の課題」では「人材不足」「コロナ」「デジタル化」が上位となった。「業務上の個人の課題」では「人材不足(社内の人材不足など)」「デジタル化」「業務効率化」「新規事業への対応」などが上位に入ったが、回答割合は全体に分散している。コロナはマクロレベルで課題感が強く、デジタル化(DX/AIなど)は、ミクロの視点になるほど、上位に入った。
本調査を通じて、マーケターが今後1年間で注力するものとして、「蓄積データの活用方法」が上位となった一方で、「分析・データ活用」の業務においては「必要な情報・データの選定・収集」に課題感があることがうかがえました。
LMは、マーケターの「情報・データ収集」の課題を解決するサービスを提供しています。180万人の登録会員を有する「Pontaリサーチ」では、調査を通じて顧客のインサイトに近いデータを収集可能です。また、ペルソナマーケティング支援サービス「PERSONA+(ペルソナプラス)」では、LMが独自開発した価値観判別ロジックを用いて顧客の価値観という情報を収集することができます。LMはこれらのサービス提供を通じて、企業のマーケティングを支援してまいります。
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
-
11月 8, 2024
#生活者トレンド
今年の顔は、「大谷翔平選手」。回答者の76%が今年の顔として選んだ
今年の流行語は、「50-50」。流行語でも、大谷翔平選手関連の言葉が1位に輝いた
今年公開の一番おもしろかったドラマは、NHK連続テレビ小説「虎に翼」
今年発売された市販の飲料や食品で印象に残っている商品は、「キリンビール 晴れ風」が1位
-
10月 31, 2024
#ライフスタイル
#生活者トレンド
約6割が「主に日常で使用し、災害時にも使える食品」を備蓄している。ローリングストック実践率は64.8%
備蓄食品ランキングは、1位「カップヌードル」、2位「サバ缶」、3位「ツナ缶」
「南海トラフ地震臨時情報」発表によって備蓄行動に影響を受けたのは約3割。特に20代、30代の若年層に備蓄意識の高まりが見られた
-
10月 28, 2024
生成AIのビジネス活用に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の...
#ビジネス
#生活者トレンド
業務で生成AIを利用している人は2割弱。仕事の効率化を実感する人は8割を超える
利用ツールは「ChatGPT」が約8割でトップ。仕事での生成AI利用頻度は「ほぼ毎日」が約2割
生成AIのビジネス活用「賛成派」は47.8%。AIが進化しても、自身の仕事が自動化の「影響を受けない」と考える人は約半数
生成AI導入によって改善されると思うのは「生産性」「労働時間の短縮」が上位。一方、「セキュリティリスク」に不安を感じる人が約3割