- 生活者トレンド
2022-12-12
男女1,000人にメンズコスメ「スキンケア」に関する調査
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、男性のメイクアップコスメやスキンケアについて調査した「メンズコスメに関する調査」(実施期間:2022年9月28日~10月11日)について、スキンケアに関する結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年9月28日~10月11日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20代~60代の男女
有効回答数:スクリーニング調査 49,591名
本調査(化粧水使用者) 1,000名 ※性年代ごとに100サンプル回収
本調査(日焼け止め使用者) 1,000名 ※性年代ごとに100サンプル回収
男性の63%が何らかの日焼け対策を実施している
本調査では、男性の63%の方が何らかの対策を実施していることが分かった。具体的には「帽子をかぶる(24%)」が最も高く、「マスクを付ける(20%)」「日陰を歩く(18%)」が続く。年代別でみると20~30代の若年層は「化粧水を使う」「日焼け止めを使う」が20%前後で、他の年代よりも高かった。性別で比較すると、各項目で男性よりも女性が高く、「日焼け止めを使う」「日傘を使う」は特に差が大きかった。
▼日焼け対策として行っていること

化粧水は「コスパ」だけでなく、「ニキビ・吹き出物予防」「毛穴引き締め」などの機能性が求められる
男性の化粧水使用率は30%となり、女性(65%)に比べて半数以下だった。年代別にみると、年代の低い層ほど使用率は高くなり、男性の20~30代では40%以上が使用している結果となった。 男性が化粧水に求める特性について、魅力品質は「低価格」「内容量の多さ」「男女兼用」「ニキビ・吹き出物予防」「毛穴引き締め」など、一元的品質は「自分の肌に合う」「保湿力」「カサつき・乾燥を防ぐ」など、当たり前品質は「保湿力」「カサつき・乾燥を防ぐ」、無関心品質は「とろみ」「オシャレなデザイン」「化粧ノリの良さ」などであった。保湿・乾燥防止などは、未充足だと不満につながる基本的な品質であるため訴求力は弱く、副次的な品質(≒機能)やコストパフォーマンスによる市場開拓が有効だと考えられる。
▼化粧水使用率

▼男性が化粧水に求める特性 化粧水使用者ベース


男性が日焼け止めで魅力に感じる特性は、「洗い落としやすさ」「テカリにくさ」などの機能性
男性の日焼け止め使用率は21%だった。化粧水と同様に日焼け止めも、女性(55%)に比べて半数以下となっている。しかし、年代が低いほど使用率が上昇しており、男性20代では30%と、今後普及していく可能性がみられる。
男性が日焼け止めに求める特性について、一元的品質は「自分の肌に合う」「UVカット効果の高さ」「効果の持続性」など、当たり前品質は「UVカット効果の高さ」など、無関心品質は「オシャレなデザイン」「つやが出る」「香りが良い」などであった。魅力品質は「低価格」「内容量の多さ」などの“コスパ関連”や「どの部位にも使える」「テカリにくさ」「洗い落としやすさ」など“扱いやすさ関連”となり、これらがメンズ日焼け止め市場において差別化になると考えられる。
▼日焼け止め使用率

▼男性が日焼け止めに求める特性 日焼け止め使用者ベース


本調査では化粧水、日焼け止めにおけるブランドの認知・仕様・評価も聴取しております。詳細な追加分析レポートをご希望の方は、下記ボタンよりお問い合わせください。
【参考】魅力品質、一元的品質、当たり前品質、無関心品質とは
「化粧水」「日焼け止め」において、充足時と未充足時の回答結果を使い、製品に求められる品質を整理する「狩野モデル」を使用し分類を行った。
▼モデル分類に使用した回答

▼品質の整理分類

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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11月 4, 2025
Z世代の男性は『達成感・脱抑圧感』、女性は『時間の充実・健康...
#ライフスタイル
#生活者トレンド
Z世代の男性は健康面でのポジティブを実感する一方、『行政・メディア不信』といったネガティブな出来事を実感しやすい結果に。Z世代の女性は3人に1人が『睡眠・運動・体調不良』といった健康面での不足を直近1ヶ月に実感。
幸福度に係る項目のうち、Z世代の男性は『何かをやり遂げた』『社会貢献』といった達成感・自己効力感を感じられる出来事が幸福度に影響する。Z世代の女性は『時間の充実』『体調の改善』が幸福度に大きく寄与している結果。
総合的ととのい度はZ世代男性が49.0、Z世代女性が48.5。男性は身体的ウェルビーイング(49.9)、女性は社会的ウェルビーイング(49.1)の充実をそれぞれ感じている。
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10月 28, 2025
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「ほとんど運動しない」が約4割。男性の方が運動を習慣化している傾向
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運動場所は「近所の公園・屋外」と「自宅」が中心
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10月 27, 2025
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行かなかった理由1位は「興味がない」。ミャクミャクへの関心が高いのは20代
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IR開発には4割超が反対、約3割は「よくわからない」。懸念は「治安」と「依存症」
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