• 生活者トレンド

2024-06-26

料理のコスパ・タイパに関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、家庭で料理をしたことがある10~60代の方を対象に調査した「料理のコスパ・タイパに関する調査」(実施期間:2024年5月7日~5月10日)の結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間: 2024年5月7日~5月10日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住10~60代の家庭で料理をしたことがある方
有効回答数:1,177名 
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています

年代が上がるほど「毎日」料理をする割合が高く、女性のおよそ半数。男性は約2割にとどまる

家庭で料理をする頻度は、「毎日」が全体の33.6%でトップだった。年代が上がるほど「毎日」料理をする割合が高い。女性のおよそ半数が「毎日」料理するのに対し、男性は約2割にとどまる。

▼家庭で料理をする頻度 (%)

夕食でコスパがよいと感じる価格は、内食・外食ともに一人当たり「500~1000円未満」が最も高い

内食・外食それぞれ、コストパフォーマンスがよいと感じる一人当たりの価格を聴取した。家庭でつくる料理(内食)について、朝食は「500円未満」が8割以上、昼食も「500円未満」が約6割を占めた。夕食においては「500円~1,000円未満」が42.0%と最も高く、「500円未満」が4.2ポイント差で続いた。
外食では、朝食は「500円未満」が約6割、昼食は「500円~1,000円未満」が約6割、夕食は「500円~1,000円未満」が約4割でそれぞれトップだった。夕食は2番目に「1,000円~2,000円未満」が高く、朝食・昼食に比べて、比較的お金をかける傾向が伺える。

▼「自宅でつくる料理」でコストパフォーマンスがよいと感じる一人当たりの価格

▼「外食」でコストパフォーマンスがよいと感じる一人当たりの価格

料理にかかる時間は「30分以内」、外食の際に待てる時間は注文から「20分以内」がトップ

料理にかかる時間は、「30分以内」が34.3%でトップ、次いで「20分以内」が23.9%、「45分以内」が15.8%で続いた。
また、外食時の注文から料理提供までの時間について、どの程度待てるか聴取したところ、「20分以内」が43.7%で最も高い。次いで「10分以内」が30.4%だった。

▼自分で料理をする際、どのくらい時間がかかることが多いですか?

▼外食時の注文から料理提供までの時間について、どの程度待てると感じますか?

料理のタイパを上げる方法は「シンプルなレシピを選ぶ」が約6割で最多。「事前の下ごしらえ」や「冷凍食品」「調理器具」の活用が約2割

料理時間を短縮するための工夫を聴取したところ、「シンプルなレシピを選ぶ」が全体の約6割で最も高かった。次いで「事前に下ごしらえをしておく」「冷凍食品を利用する」「調理器具を効率的に使う」がそれぞれ2割台だった。冷凍食品や調理器具、調味料は、全ての年代で約2割が利用している。

▼料理時間短縮の工夫 ※複数回答 (%)

タイパを上げるために、約7割が「週に数回以上」冷凍食品を利用している

料理時間を短縮するための工夫として「冷凍食品を利用する」と回答した方を対象に、冷凍食品の利用頻度を聴取したところ、「週に数回」(55.7%)と「毎日」(9.9%)を合わせて、約7割となった。
また、冷凍食品を利用し始めた時期は「5年以上前」が約6割を占めた。自宅で過ごす時間が増えたコロナ禍よりも前から、冷凍食品の利用は食卓に定着していたことが伺える。

▼冷凍食品の利用頻度と、利用開始時期

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

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  • 9月 26, 2024

    肉の価格高騰に関する調査

    #消費動向

    #生活者トレンド

    • 肉の価格高騰を感じている人は8割以上。高騰を感じるのは「牛肉」が約6割で最も高い。「食費に影響あり」が7割以上を占める
    • 「肉の購入量を減らした」がおよそ半数。「魚」「豆腐」「大豆ミート」などの代替品購入は約2割に留まる
    • 価格高騰が続く場合、「肉の購入量を減らす」(35.9%)や「外食を控える」(33.7%)の一方、「特に対応はしない」(31.7%)も一定数を占める
    • 肉について重視することは「価格」が全体の約4割でトップ、次いで「質」が約2割
    • 約半数がプラントベースミート(大豆ミートなど植物由来の代替肉)を「一度も食べたことがない」
  • 9月 26, 2024

    50代前後の男女の健康と美容に関する調査

    #ライフスタイル

    #生活者トレンド

    • 心や身体の悩み、不調を感じる人は半数以上
    • 女性は40代、50代で、更年期の症状を感じる人が多い
    • 現在感じている症状は、「白髪」が約半数で最多。心身に関して、更年期前後に表れやすい症状が上位
    • 心身の不調の改善対策を実施している人が約4割、対策の仕方が分からない人が約3割
    • 男性にも更年期があることを知っている人が約8割
    • 男性は女性よりも、心身の悩みを家族・友人など身近な人に相談していない傾向
    • 実年齢と比べて、自身の見た目が若いと思っている人は約4割、身体機能が若いと思っている人は約2割
  • 8月 26, 2024

    猛暑対策に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」と...

    #生活者トレンド

    • 男性の日傘利用は、日焼け対策が15.4%、涼を取る目的が12.6%
    • 「熱中症特別警戒アラート」の認知率は全体の48.2%。年代が上がるほど認知率が高い
    • クーリングシェルターを「機会があれば利用したい」人が全体の約8割
    • 熱中症対策の水分補給は20~40代が「水」、50~60代では「お茶」がトップ
    • 若い世代ほど熱中症の経験率が高い。20代では約4割に熱中症の経験あり

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