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2024-03-18
地方創生のための日本の祭り・イベントに関する基礎調査
(1月~3月)
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、地方創生に資する基礎情報提供を目的とした「地方創生のための日本の祭り・イベントに関する基礎調査(1月~3月)」の結果をご報告いたします。
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2023年12月13日~16日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方)
調査対象 : 国内在住15~79歳の方
有効回答数 : 1,400名 ※性別×年代10代刻み各100サンプル回収
【聴取項目】
日本の祭り・イベントへの関与
– 認知実態
– 来場経験/複数回来場経験/来場意向/映像視聴意向
– 1人あたり支出額
– 推奨度
– 推奨度理由(自由記述)
【調査対象】※例年1月~3月開催の日本国内の主要な祭り・イベント
– さっぽろ雪まつり
– 東京マラソン
– 十日戎
– 箱根駅伝
– 長崎ランタンフェスティバル
– 十日町雪まつり
– 神戸ルミナリエ
【補足】
資料中のグラフは特に記載がない限り、下記としている。
– グラフ単位:%
– 数値は四捨五入のため一部合計値が100%とならない箇所あり
– アンケートで呈示した選択肢を統合・再集計した結果を掲載している設問あり
– 総務省:人口推計を基にウエイトバック集計を実施
– n=30未満は参考値扱い
国民的認知度を誇る「さっぽろ雪まつり」はリピート率が課題
例年1月~3月開催される日本国内の祭りやイベントの認知度合いを聴取した。
「行われている内容を知っている」+「名前を聞いたことがある」の合計値を【認知率】として見た場合、今回の調査対象の中では「箱根駅伝」「さっぽろ雪まつり」「東京マラソン」が9割前後で高く、“国民的”といえる。
また、「箱根駅伝」は「行われている内容を知っている」(=詳細認知)が71%と特に高い。
▼認知実態(全数ベース)
前述の【認知率】のほかに、認知しているものを対象として、以下の指標を設定して聴取した。
【来場経験率】 ・・・会場に見に行ったことがある
【リピート率】 ・・・そのうち、複数回見に行ったことがある
【来場意向率】 ・・・(今後も)会場に見に行きたい
【映像視聴意向率】 ・・・(今後も)TV/ネット中継で見たい
【来場経験率】は「さっぽろ雪まつり」と「神戸ルミナリエ」、【リピート率】は「神戸ルミナリエ」、【来場意向率】は「さっぽろ雪まつり」、【映像視聴意向率】は「箱根駅伝」がそれぞれ最も高い。
また、「さっぽろ雪まつり」は【来場経験率】から【リピート率】の歩留まりが低い。
▼来場経験/複数回来場経験/来場意向/映像視聴意向(全数ベース)
国内15-79歳男女人口数(9,752万人)をベースとして前述の指標に関する推計人口を整理した。
「さっぽろ雪まつり」は認知者数:8,824万人、来場経験者数:1,235万人、来場意向者:1,928万人、映像視聴意向者数:2,010万人と推計した。
また、これまで来場経験が無い【未来場】で今後の来場意向や映像視聴意向がある層(下図【新規①】【新規②】)の割合がそれぞれ1割以上と高くなっている。
▼さっぽろ雪まつり・ファネル推計人口(全数ベース)※値が小さいため小数点第一位表示
来場経験者に自分ひとり分として使った金額(旅費や飲食費等すべて含む)を聴取した。
平均値をみると、「さっぽろ雪まつり」が45,445円が最も高く、「東京マラソン」が18,309円、「箱根駅伝」(12,935円)、「神戸ルミナリエ」(11,648円)となった。
「さっぽろ雪まつり」の金額の高さが突出しているが、(開催地である北海道の)道外からの来場者を獲得できていること、遠隔地のためその旅費が影響していることの2点が影響していると推察される。
▼1人あたり支出額(来場経験者ベース)
【リピート率】を単年度の来場者の割合とみなし、【国内人口数】と【平均支出額】から関連消費額を推計した。
規模が最も大きいものは「さっぽろ雪まつり」で2,347億円、次いで「神戸ルミナリエ」(771億円)となった。
▼関連消費額推計
「さっぽろ雪まつり」はネガ要因の寒さを逆手に取るイメージ戦略が求められる
来場経験者に対して、まだ行ったことがない人にお勧めしたい度合いを11段階で聴取(0点:勧められない~10点:勧めたい)、点数を以下として再集計して整理した。
【批判者】 ・・・0~6点
【中立者】 ・・・7~8点
【推奨者】 ・・・9~10点
【推奨度】 ・・・【推奨者】-【批判者】の値
【推奨度】をみると、「さっぽろ雪まつり」と「箱根駅伝」が最も評価が高く、次いで「神戸ルミナリエ」が続く。
▼推奨度(来場経験者ベース)
前述のお勧めしたい度合いの理由を自由記述にて聴取した。
推奨度が高い祭りに注目すると、「さっぽろ雪まつり」では氷像の見応えを評価する一方で、気候の寒さがデメリットとして挙がる。また、「箱根駅伝」は選手を見られる/臨場感などの“ライブ感”を評価する声が挙がる。
▼推奨度理由(来場経験者ベース/主要意見抜粋)
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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4月 26, 2024
『ゴールデンウイークの過ごし方に関する調査』ラジオ番組「馬渕...
#生活者トレンド
- 連休の間にある平日3日間の休暇予定者は各日約2割。最大10連休は少数派の見込み
- ゴールデンウイークの予定は、1位「自宅で過ごす」(56.0%)、2位「近所・近場のおでかけ」(26.6%)、3位「日帰り旅行」(12.3%)
- 自宅での過ごし方は、10~20代では「動画配信サービス視聴」、30~40代では「掃除・片付け」、50~60代では「テレビ番組視聴」がトップとなり、年代による違いが見られる
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- 一緒に過ごしたい相手は、1位「家族」が約6割、2位「一人」が約3割
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4月 24, 2024
#消費動向
#生活者トレンド
- 毎月自由に使える金額は、Z世代の「3万円~5万円未満」が最も高い
- 全世代で「旅行/観光」「外食/食事」にお金を使いたい意向が高い。若い世代ほど「貯金」「投資」の意向が高い
- 今後保有したい金融資産は、「NISA」がZ・Y・X世代で約3割ずつと注目度が高い
- 毎月の貯金額は、Z・Y・X世代で「3万円未満」が7割弱
- 普段の買い物で利用頻度の高い支払い方法は、1位「クレジットカード」、2位「現金」
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4月 1, 2024
『春夏の旅行需要に関する調査』ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジ...
#生活者トレンド
- 全体の約4割に旅行意向があり、10代が最も高い
- 行きたい旅行先は「国内」が半数を超える。旅行時期は夏休みシーズンの需要が高い
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- 2泊以下の短期旅行が人気。ゴールデンウイークと夏休みの旅行の「予約はまだ」がそれぞれ8割以上
- 旅行しない理由トップは「経済的な余裕がない」。旅行に代わる支出はなく、節約志向が伺える