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2024-03-08

免疫力に関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、日本のヘルスケアに資する基礎情報提供を目的とした「免疫力に関する基礎調査」の結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2023年12月13日~16日
パネル : 「Pontaリサーチ」会員
     (Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方)
調査対象 : 国内在住15~79歳の方
有効回答数 : 1,400名 ※性別×年代10代刻み各100サンプル回収

【聴取項目】

免疫力関連

– 健康関連関与度

– 免疫力【快の追求】効果への期待

– 免疫力【負の解消】効果への期待

– 免疫力向上対策

– 免疫力向上のために摂取している食品/飲料 ※自由記述

 

 

【補足】

資料中のグラフは特に記載がない限り、下記としている。

– グラフ単位:%

– 数値は四捨五入のため一部合計値が100%とならない箇所あり

– アンケートで呈示した選択肢を統合・再集計した結果を掲載している設問あり

– 総務省:人口推計を基にウエイトバック集計を実施

– n=30未満は参考値扱い

病気予防以外にも拡がりを見せる“免疫力”

健康に関連することに対する関心度合いを聴取した。

「どちらかというと関心がある」+「関心がある」の合計値を【関心あり計】として見た場合、「免疫力」は71%、「体力低下」「肉体的な老化」「睡眠の質」「腸内環境」「睡眠時間」と同じく7割以上で比較的関心が高いテーマといえる。

▼健康関連関与度(全数ベース)

免疫力に対する意識を以下の2点にて聴取した

 

● 免疫力が低下して困ると思うこと      【負の解消】

● 免疫力を高めて達成したいと思うこと 【快の追求】

 

【負の解消】【快の追求】ともに「病気へのかかりやすさ」「感染症への抵抗力」が5割以上と高く、(疫(=病気)を免れるという文字通り)免疫力と病気予防との関連性の強さが確認できた。

また、多くの項目で【負の解消】が【快の追求】を上回っていることからも読み取れる。

 

それ以外では、【負の解消】【快の追求】ともに「疲れやすさ」が4割半ば、「健康な老化」「良い肌の状態」が3割程度と一定割合存在しており、免疫力本来の意味合いからの拡がりが読み取れる。

 

 

▼免疫力向上/低下への意識(全数ベース)

食生活では「菌類や発酵食品」「ビタミン」が効くと認識される

免疫力向上・維持のために普段行っていることを聴取した。

「十分な睡眠を取る」が48%で最も高く、次いで「うがい・手洗いの実施」(46%)、「適度な運動」(39%)、「規則正しい生活」(34%)、「充分な水分の摂取」(32%)などが高く、基本的な生活行動による対策がベースとなっていることがうかがえる。
(いずれも免疫力に特化した行動ではなく健康維持レベルの内容である点に注意。)

一方、「サプリメント・栄養補助食品の摂取」や「免疫力を高める食品/飲料の摂取」はいずれも1割台と、食事メニューや栄養素で免疫力の対策をする層の割合は低いといえる。

▼免疫力向上対策(全数ベース)

免疫力を高める食品/飲料を摂取している層を対象に、自由記述にて具体的な内容を聴取、回答結果を【カテゴリ】【食品】【ブランド】の3層で整理した。

 

「菌・発酵系」カテゴリでは「ヨーグルト」「乳酸菌飲料」「納豆」、「素材系」カテゴリでは「キノコ類」「野菜」「大豆」、また、「栄養素」カテゴリとしては「ビタミン」が多く挙がっており、菌類や発酵食品、ビタミンが免疫力との関係性があると認識されている。

 

また、具体的なブランドとして「R-1」と「ヤクルト」が多く挙がり、知覚品質として免疫力との強い関係性がうかがえる。

 

▼免疫力向上・維持のために摂取している食品/飲料(自由記述/摂取者ベース)

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】

調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

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