- 生活者トレンド
2023-12-13
推し活消費に関する調査
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、10~60代の推し活経験者を対象に調査した「推し活消費に関する調査」(実施期間:2023年11月6日~11月10日)について、結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年11月6日~11月10日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住10~60代の推し活経験者
有効回答数: 879名
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています
※「推し活」とは、特定のキャラクター・アーティスト・アイドル・スポーツ選手などをファンとして応援する行動を指します
約半数が、推し活をすることで「生活費への影響を感じている」
推し活をすることで、生活費に影響が出ているかを聴取した。「大きな影響がある」(12.6%)、「少し影響がある」(38.1%)を合わせると、50.7%が生活費への影響を感じていることが分かった。
▼推し活をすることで、生活費に影響が出ていますか?
推し活に関する支出で、後悔した経験は「ない」が約9割を占める
推し活に関する支出で、後悔した経験は「ない」が85.6%だった。少数派の「ある」(14.4%)の自由回答をテキストマイニングしたところ、全年代で「グッズを購入し過ぎた」や「飽きた」とのコメントが確認された。特徴として、若年層はお金の使い過ぎに関するコメントがあった一方、高年層は購入したグッズの置き場所や処分方法に関するコメントが多く見られた。
▼推し活に関する支出で、後悔した経験はありますか?
▼推し活に関する支出で、後悔した理由|年代別 (自由回答:n=127)
*UserLocal テキストマイニングで分析
*共起ネットワークにて表示(頻出単語の把握に加え、回答傾向が分類可能)。円の大きさは出現頻度の高さ、よく一緒に用いられる単語は同色、線の太さは単語同士の関連性の強さを示す
推しが広告に関わっている製品への興味は「高まる」が約3割
推しと直接関係のない製品に、推しが広告出演している場合や、CMソングなど何らかの形で関わっている場合、その製品に対する興味は高まるかを聴取した。約3割が「高まる」と回答した。
▼推しと直接関係ない製品の広告に推しが出演していた場合や、CMソングなど何らかの形で推しが関わっている場合、その製品に対する興味は高まりますか?
推しを連想できる「推し色グッズ」を購入したことがある人は24.2%
公式グッズを除いて、購入したことがある応援用のグッズや推し活グッズを複数回答で聴取した。「推し」を連想できるカラーを使った「推し色グッズ」(24.2%)の人気が最も高い。次いで「缶バッジ」(21.0%)、「アクリルキーホルダー」(20.4%)、「アクリルスタンド」(19.2%)が続いた。また「購入したことはない」が40.8%となり、半数以上が推し活グッズを購入していることが分かった。
▼公式グッズを除いて、購入したことがある応援用のグッズや推し活グッズ(上位10位まで表示) ※複数回答 (%) (n=879)
20代~40代の約4割が月額5,000円以上を推し活に使う
推し活に使う平均月額は、「1,000円~5,000円未満」が全体の32.7%で最も高い。年代別で見ると、20代~40代では支出額が上がり、約4割が月額5,000円以上使うことが確認された。
▼推し活に使う平均月額 (%)(n=879)
▼推し活に使う平均月額|年代別 (%)(n=879)
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
最新の自主調査や分析レポートをお届けするメルマガを配信!登録はこちら
-
12月 23, 2024
SNS情報の信用度に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビ...
#生活者トレンド
情報の信用度が高いメディアは、1位「テレビ」(43.5%)、2位「新聞(一般紙)」(36.7%)。「SNS」は13.1%だった
SNSの情報を「信用する」が全体のおよそ半数。若年層において信用する割合が高い
年齢層が若くなるほどSNSで見た情報のファクトチェック実施率が高く、10代では約8割を占める
SNSのデマ情報は「スルーする」が全体の83.8%。20代では「通報する」が約2割となり、他の年代よりも高い
SNSのアルゴリズムによる最適化を20代のおよそ半数が「知っている」に対し、高年層では約2割に留まる
-
12月 17, 2024
#生活者トレンド
自宅周辺で防犯上の「不安がある」が全体の44.0%。「一戸建て」では防犯強化の意向が7割を超えて高い
防犯対策において重視する点は1位「効果の高さ」、2位「コスト」。予算は「1万円未満」が全体の約3割で最多
約半数が防犯対策として「ご近所コミュニケーション」「ご近所との情報交換」に前向きな様子が伺える
-
12月 16, 2024
ID-POS市場分析 vol.2(後編) 「日清 どん兵衛」...
#消費動向
#生活者トレンド
「日清 どん兵衛」の売上ピークは年末の3日間だが、12月中頃より前週比150%の勢いで伸び始める傾向。
年越しそば、だけでなく年越しうどんも同程度の人気。
どん兵衛ラインナップの中でも、男性は「そば」、女性は「うどん」を選ぶ傾向があり、若年層ほどプレミアム系の「最強どん兵衛」、高年層ほどあっさり系の「おだしどん兵衛」、小さいサイズの「ミニ」シリーズを選ぶ傾向がある。
どん兵衛ラインナップの中で購入者層が薄い男性高年層には、あの競合商品がいた!