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2023-10-03

外食・内食の節約に関する調査を実施

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、物価高が続く中、外食および内食の節約の意識や方法を調査した「外食・内⾷の節約に関する調査」(実施期間:2023年7月20日~7月28日)について、結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年7月20日~7月28日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
有効回答数:1,200名
※本調査は「年齢:20歳~79歳」を対象に実施
※総務省「人口推計(2023年7月概算値)」の性年代別人口構成比を基にウエイトバック集計を実施
※調査結果は小数点第1位を四捨五入しています

物価上昇によって節約意識が高まる。節約を意識している項目の上位は「食費」「光熱・水道費」

物価が上昇する前と比べた現在の節約意識を調査したところ、「節約意識が高まった」との回答は61%。同居家族別に見ると、「ひとり親と未婚の子のみ世帯」が最も高く71%、次いで「夫婦と未婚の子のみ世帯」が64%となった。子どもがいる世帯の節約意識が高まっている傾向が見られた。
また、節約を意識している項目は「食費」が64%で最も高く、次いで「光熱・水道費(61%)」が続く。

▼節約意識の変化|物価上昇前と現在の変化(%)

▼節約で意識している項目(%)

外食の「節約意識が高まった」は53%。1回当たりの費用を変えず、頻度を少なくすることで節約している様子が伺える

外食における節約意識について、物価上昇前と比べて「高まった」が53%だった。同居家族別で見ると「節約意識が高まった」は、「夫婦と未婚の子のみ世帯」が58%と最も多く、次いで「ひとり親と未婚の子のみ世帯(56%)」だった。外食に対する節約意識でも、子どもがいる世帯は他の世帯よりも節約意識が高まっている傾向が見られた。
外食費について、半数近い47%が「外食費が減った」と回答した。外食の頻度と1回当たりの費用について、頻度は「減った」が52%、1回当たりの費用は「減った」が33%、「変わらない」が54%となった。外食の1回当たりの費用を変えずに、頻度を減らすことで節約している様子が見られた。
また、同居家族別で見ると、「三世帯」において、外食費・頻度・1回当たりの費用のそれぞれで「減った」の割合が他の世帯よりも多くなっており、外食を節約している傾向が見られた。

▼外食における節約意識の変化|物価上昇前と現在の変化(%)

▼外食費の変化|物価上昇前と現在の変化(%)

▼外食頻度の変化|物価上昇前と現在の変化(%)

▼外食1回あたりの費用(単価)の変化|物価上昇前と現在の変化(%)

内食の「節約意識が高まった」は52%で外食同様に高い一方、費用・頻度の減少傾向は見られず。 節約している食品の上位は、「肉」「お菓子類」

内食における節約意識について、物価上昇前と比べて「高まった」が52%となった。外食においても「高まった」が53%となっており、内食・外食ともに節約意識の高まりが伺える。
また、内食費の変化については、「変わらない」が53%、頻度は「変わらない」が63%となった。節約意識の高まりが伺える一方で、費用や頻度の減少は見られなかった。頻度を同居家族別で見ると、「三世帯」で「増えた」が38%と高かった。外食の頻度を減らして内食を増やしている様子が伺えた。
節約している食品では「肉」「お菓子類」がそれぞれ39%で上位となった。魚介類、果物、野菜が20%台で続き、さまざまな食品の購入を節約していることが見える。

▼内食における節約意識の変化|物価上昇前と現在の変化(%)

▼内食費の変化|物価上昇前と現在の変化(%)

▼内食頻度の変化|物価上昇前と現在の変化(%)

▼節約している食品(%)

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調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

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