- ライフスタイル
- 消費動向
2023-06-27
食卓メニューのトレンドセッターに関する調査
![](https://biz.loyalty.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/食卓メニュートレンドセッター.png)
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、「食卓メニューのトレンドセッターに関する調査」の結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年6月14日~6月15日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
*数値は四捨五入・小数点切上げによる整数表示。このため合計値が100%とならない箇所あり
また、アンケートで呈示した選択肢を統合・再集計した結果を掲載している設問あり
*総務省:人口推計を基にウエイトバック集計を実施
【聴取項目】
食卓メニュー関連の事業者やサービスへの評価
– ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場
– 早い段階でブームや流行を生み出す立場
– 後追いで取り上げる立場
属性
– 性年代
食卓メニューの流行発信源はコンビニやSNS。スーパーや新聞は流行を後追い
家庭の食卓に並ぶ献立やメニュー(食卓メニュー)のブームや流行への関与度を測るため以下3層を設定、関連する事業者やサービスを対象として、該当するものを複数回答形式にて聴取した。
食卓メニューについて
1 ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場
2 早い段階でブームや流行を生み出す立場
3 後追いで取り上げる立場
はじめに、ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場を見ると、「コンビニエンスストア」が32%で最も高く、次いで「Instagram」「YouTube」「テレビ番組」が21%で上位に挙がり、流行の発信源として認識されている。
一方、「外食チェーン店」や「スーパーマーケット」は、メニュー開発機能を有しているものの1割以下と低位であった。
▼ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場(%)
![](https://biz.loyalty.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場.png)
次に、早い段階でブームや流行を生み出す立場としては、「コンビニエンスストア」が28%で最も高く、次いで「テレビ番組」「百貨店・デパ地下」「YouTube」「Instagram」が続く。
▼早い段階でブームや流行を生み出す立場(%)
![](https://biz.loyalty.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/早い段階でブームや流行を生み出す立場.png)
また、後追いで取り上げる立場としては、「スーパーマーケット」が29%で最も高く、次いで「テレビ番組」「料理教室」が20%で続く。
▼後追いで取り上げる立場(%)
![](https://biz.loyalty.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/後追いで取り上げる立場.png)
上記を整理すると、消費者評価として以下のようなことが読み取れる。
流通関連では、「コンビニエンスストア」はメニュー開発や流行の仕掛けといった機能を評価されている。一方、「スーパーマーケット」は(流行に対し)後追いで慎重な姿勢である。
メディア関連では、「YouTube」「Instagram」は情報の発信力や拡散力が評価されていると推察される。
また、「テレビ番組」が流行の上流から下流まで関与しているのに対して、「新聞」は後追い型と見られている。
▼評価一覧(%)
![](https://biz.loyalty.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/評価一覧.png)
女性高年代に評価される「食品メーカー」「レシピ投稿サイト」「雑誌」
ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場について、性年代ごとの傾向の違いを確認した。
「コンビニエンスストア」は全体で32%と最も高いが、女性20代と40代では4割以上と更に高くなっている。
また、「食品メーカー」「レシピ投稿サイト」「雑誌」は女性50代以上、「個人経営の飲食店」は女性20代で比較的高い。(全体でみると低位だが)属性によってはトレンドの発信源と認識されているといえる。
▼ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場(性年代別)(%)
![](https://biz.loyalty.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/性年代別_ブームや流行の元になるメニューを作り出す立場.png)
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
-
7月 22, 2024
パリ2024オリンピック・パラリンピックへの興味・観戦意向に...
#生活者トレンド
- パリオリンピック・パラリンピックへの興味、観戦意向
- パリオリンピック・パラリンピックを観戦したい理由
- パリオリンピック・パラリンピックの注目競技と注目理由
- オリンピック・パラリンピック観戦用に買いたい・利用したい物やサービス
- <PERSONA+による価値観分析> オリンピックへの興味・観戦意向×価値観
-
7月 22, 2024
#生活者トレンド
- 国内ブランドに人気が集まる。「よく購入する」「好きな」ブランド、全ての性年代で「ユニクロ」「GU」のいずれかが1位
- 約4割が「パーソナルカラー診断」「骨格診断」のいずれかを服選びの参考にしている
- 服の購入場所は「実店舗」がトップ。洋服代は月平均「5千円未満」が半数近くを占める
-
7月 8, 2024
15万人のPonta会員に聴いた 観光地の満足度に関する調査
#消費動向
#生活者トレンド
- 歴史・文化的名所として満足度TOP3は 平泉、宮島、出雲
- 温泉・リゾートを楽しめる満足度TOP3は、草津、黒川、有馬
- 体験型の自然を楽しめる満足度TOP3は、屋久島、石垣島、宮古島
- 美味しいものを食べられる満足度TOP3は、函館、福岡、小樽
- 「おすすめしたい」を最も高める要素は美味しいものへの満足度