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2023-03-22

男女1,000人に聞いたマスク着用に関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、「マスク着用に関する調査」(実施期間:2023年3月15日~3月16日)の結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年3月15日~3月16日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:1,000名 ※性年代ごとに各100サンプル回収

*数値は四捨五入・小数点切上げによる整数表示。このため一部合計値が100%とならない箇所あり
また、アンケートで呈示した選択肢を統合・再集計した結果を掲載している設問あり
*総務省:人口推計を基にウエイトバック集計を実施

男性や50代以上で先行する「脱マスク」。属性ごとに異なる脱マスクによる便益

厚生労働省は新型コロナウイルス感染症に関するマスク着用について、「令和5年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」という考え方を発表、これに伴う消費者意識・行動の変化を確認するために、“考えの見直し”の開始後(2023年3月15日~16日)に調査を実施した。

マスク着用に関して、20-60代男女全体では「ほとんどマスクを着用しなくなった」が5%、「場所やシーンによってはマスクを着用しなくなった」が20%、これらを合わせた【非着用】層は25%となり、脱マスクが浸透し始めている様子がうかがえるものの、大勢を占めるには至っていない。

属性別にみると、性別では男性、年代では50代以上で【非着用】層の割合が高く、(脱マスクが)先行している層といえる。

▼“着用の考え方の見直し“直後の着用有無(性別・年代別)(%)

「これまで通りマスクを着用している」と回答した層に、その理由を聴取した。

 

全体では、「新型コロナに感染しそう」が51%と最も高く、次いで「花粉症対策」が45%、「しばらく様子を見たい」「風邪やインフルなど新型コロナ以外の病気になりそう」「マスク着用に慣れた」「着用していると安心感がある」「周りの人が外していない」が約3割前後で続く。
他方、「顔や表情を見られたくない」「化粧が面倒」など着用の副次的効果による理由も1割半ばと一定数存在しており、脱マスクのメリットが少なく、現状を維持したい姿勢が読み取れる。

 

属性別にみると、「顔や表情を見られたくない」は女性や若年層、「マスク着用に慣れた」は女性や60代で比較的高い。

▼着用を続ける理由(性別・年代別)(%)

【非着用】層に対して、着用しなくなった理由を聴取した。

 

全体では、「着用すると息苦しい・暑苦しい」と「政府から考え方が発表された」が4割以上で特に高く、次いで、「着用が面倒」「喋りやすい・声を出しやすい」が2割台で続く。

 

属性別でみると、性別では、「着用すると息苦しい・暑苦しい」「着用が面倒」「運動やスポーツのため」「喋りやすい・声を出しやすい」は男性に比べて女性で高く、活発に活動をする際の障害となっている様子が読み取れる。
また、年代別では、「マスク代が無駄」「化粧をしたい」は30代以下で高いのに対し、「政府から考え方」「眼鏡を使いやすい」は40代以上で高く、脱マスクで享受する便益の違いが確認できた。

▼着用しない理由(性別・年代別)(%)

「場所やシーンによってはマスクを着用しなくなった」と回答した層に対し、着用しなくなった場所やシーンを確認した。

 

全体では、「外を歩く時」が82%で突出、次いで「自動車に乗る時」「自転車やバイクに乗る時」「運動・スポーツ時」が4割以上で高い。
一方、「飲食店の店内」「スーパーやコンビニなどの小売店の店内」「職場や学校」などパブリックスペースはいずれも2割以下にとどまっている。

 

属性別にみると、「飲食店の店内」や「スーパーやコンビニなどの小売店の店内」は男性や30代以下、「自転車やバイクに乗る時」は女性や60代で、それぞれ他の層より高い。

▼着用しなくなった場所・シーン(性別・年代別)(%)

【非着用】層に対して、マスク着用を止めて気になることを聴取した。

 

全体では「花粉などのアレルギー」「新型コロナへのかかりやすさ」といった病気に関するものが約2割と高いものの、それ以外にも「口臭」「肌の状態」「表情」といった、マスクで隠れていた部分を晒すことに対することも同水準で懸念されていることが明らかになった。

 

属性別にみると、男性では「口臭」が高いのに対し、女性では「日焼け」「肌の状態」「化粧のやり方」「表情」「花粉などのアレルギー」「周囲の目や雰囲気」が高い。

 

また、年代別では、50代以上では「新型コロナへのかかりやすさ」が高いのに対し、30代以下では「体毛・ムダ毛」「歯の状態」「周囲の目や雰囲気」などが比較的高く、身だしなみに関することを不安視する様子がうかがえる。

▼着用を止めて気になること(性別・年代別)(%)

「自分も世間も着用継続」「周りは気にしない脱マスク」「浮動」の三派に分かれる消費者

現在の着用状況とは別に、自分自身のマスク着用意向を聴取した。

全体では、「着用したくない」と回答した【非着用】層と、「着用を続けたい」と回答した【着用】層がいずれも38%と同程度となった。

属性別にみると、性別では男性、年代では50代で【非着用】層の割合が高い。

▼自身の着用意向(性別・年代別)(%)

次に他者(自分や家族以外)のマスク着用に対する意識を聴取した。

 

全体では、「どちらでも構わない」が52%と約半数、【着用】層が37%となった。
一方、【非着用】層は10%となり、(前述の)自身の【非着用】層の割合38%に比べて大幅に低く、他者の脱マスクに対する慎重な姿勢が読み取れる。

 

属性別でみると、女性や20代において【非着用】層の割合が低い(=世間の脱マスクを希望しない)結果となった。

 

また、【非着用】層の他者に着用して欲しい理由を自由記述にて聴取したところ、
「高齢者や子どもが身近にいるため」
「高齢者のコロナ感染/発症リスクが低下した訳ではないから」
「コロナに確実に対応できる薬が、まだない状況でのマスクなし生活は不安が多い。」
といった、新型コロナ自体をまだ乗り越えられていないこと以外にも、
「いきなり外せは無理」
「気持ち的にまだ整理がついていないので、外されるとまだ不安。」
「マスクをしたがらない人ほどマスクをしてほしい人」
「咳エチケットが出来ていないと腹が立つから」
のような、過渡期を象徴するような意見も挙がった。

▼他者への着用希望意向(性別・年代別)(%)

【自身】と【他者】のマスク着用に対する姿勢を軸に、現状の整理を試みた。

 

最も構成比が高いのは、【自身】【他者】とも着用を希望する層で約26%、次いで【自身】は着用したくないが【他者】には関与しない層と、【自身】【他者】とも関与しない層が約2割で続く。

 

調査時点(2023年3月15日~3月16日)では、”自分も世間も着用継続“、”周りは気にしない脱マスク“、”浮動“の三派に分かれており、飲食業・小売業などの店舗では、この現状を踏まえた新型コロナ対策を検討する必要がある。

▼自身×他者・着用意向構成比

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

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