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2023-02-28
男女1,000人に聞いた睡眠の質に関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、「睡眠の質に関する調査」(実施期間:2023年2月8日~2月9日)の結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年2月8日~2月9日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:1,000名 ※性年代ごとに100サンプル回収
*数値は四捨五入・小数点切上げによる整数表示。このため一部合計値が100%とならない箇所あり
また、アンケートで呈示した選択肢を統合・再集計した結果を掲載している設問あり
*総務省:人口推計を基にウエイトバック集計を実施
【聴取項目】
睡眠関連
– 健康関連重視/不足/取り組み
– 睡眠影響範囲
– 質・量重視度(絶対評価)
– 質・量満足度(絶対評価)
– 質・量相対評価
– 相対評価理由
– 「睡眠の質」不満理由 ※自由記述
– 「睡眠の質」想起ブランド※自由記述
属性
– 性年代
– ライフスタイル属性
– 同居家族
根強い睡眠需要
普段の生活における睡眠の位置付けを、他の活動と比較する形で整理した。
【重要だと思う】では、「食事」が84%ともっとも高く、次いで「睡眠」が80%と2番目に高い。
次に【足りていない】を見ると、「睡眠」は42%となり、「運動・スポーツ」(58%)に次いで高く、未充足度合いが高水準であるといえる。
一方、【改善・向上の取組みをしている】では、「睡眠」は16%と、「運動・スポーツ」(25%)、「食事」(19%)に次いで3番目となったものの、【足りていない】との差が26ポイントと乖離が大きく、「睡眠」に対する需要の大きさが読み取れる。
▼健康関連重視/不足/取り組み(%)

睡眠は量より質。睡眠の質はメンタル面に関係あり
睡眠の「量」と「質」について、【満足度】(=満足/不満)と【重視度】(=大切/大切でない)を聴取、関与実態を比較した。
睡眠の「量」を見ると、【大切だが不満】のいわゆる未充足層は46%。これに対して、睡眠の「質」では未充足層が58%と12ポイント高く、量よりも質に対する関心の強さが読み取れる。
▼「量」・「質」比較(満足×重視構成比)

次に、相対評価による評価を試みた。
「睡眠の量を充実させたい」20%に対し、「睡眠の質を充実させたい」は60%と40ポイントの差が見られ、【質派】が【量派】を大きく上回る結果となった。
▼質・量相対評価(性別・年代別)(%)

【量派】と【質派】の傾向の違いを見るために、睡眠に関係があると思うことを聴取、差分を確認した。
【量派】は「長寿」「老化防止」といった加齢に関するもの、【質派】は「ホルモンバランス」「バイタリティや活力」「精神面のバランス」など内的なものの割合が高い。
睡眠の「質」は”メンタル面の健康“との結び付きが強く、睡眠の「質」が解決する潜在的な課題であると推察される。
▼睡眠影響範囲(質・量充実意向別)

幅広く捉えにくい睡眠の“質”需要
睡眠の「質」に対する消費者の捉え方を検証するために、睡眠の「質」が「不満/やや不満」と回答した層に対して自由記述形式にてその理由を聴取した。
生活シーンごとに整理すると、【寝る前】【寝ている間】【起床時】のこと以外にも【日中】における眠気や倦怠感なども多く挙がり、睡眠の「質」に対する捉え方は多岐に渡っている。
このことから、消費者自身が睡眠の「質」自体を明確に整理できていない様子がうかがえる。
▼「睡眠の質」不満理由

次に、睡眠の「質」と結び付きが強いブランドを確認するために、「『睡眠の質』を改善できる商品やブランドとして思い付いたもの」を純粋想起にて聴取した。
名称が多く挙がったものは「ヤクルト/ヤクルト1000」「ピルクル」などの【食品/飲料】、【医薬品】の「ドリエル」、【ヘルスケア用品】の「めぐりズム」、「airweave」「トゥルースリーパー」などの【寝具】の4ジャンルであり、それらの中でも特に「食品/飲料」と「寝具」は想起された商品/ブランドの数が多い。
▼「睡眠の質」想起ブランド

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
【データ提供につきまして】
本資料に使用した集計表もございます。
ご希望の方は、下記ボタンよりお問い合わせくださいませ。
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