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2023-01-31
15万人にSDGsに対する意識調査を実施

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、消費者のSDGsの認知度や意識、行動を調査した「SDGsに関する調査」(実施期間:2022年10月4日~11月7日)について、結果をご報告いたします。また、本調査の結果について、データをビジュアライズして共有するプラットフォーム「Tableau Public」にて、レポートを公開いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年10月4日~11月7日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住15歳以上の男女
有効回答数:156,359名
SDGsの認知度は前年比18ポイント増の9割と高いが、意識せず行動していない層が過半数
SDGsの認知度は前年比18ポイント増の9割まで上昇した。前年と比べて、認知度は上昇したものの、「意識していない・行動していない」という回答が12ポイント増加した。また、「意識して行動している」層をみると、前年最も高かった10代以下の男性は減少した。一方、女性の30代以上は5ポイント以上増加している。認知は広がってきたが、一方でSDGsを意識せず行動していない層が過半数となった。
▼SDGsの認知度・意識・行動(%)

SDGsに取り組む企業の商品・サービスの購入について、「通常の値段なら購入する」が半数以上と価格にはシビア
SDGsに取り組む企業の商品・サービス購入の許容意識では、いずれのカテゴリーも「通常の値段なら購入する」が半数以上と、価格に対してシビアな状況がうかがえる。購入のきっかけとして、「ポイント還元」「割引」といった“実質値引き”を挙げた方が約5~6割と高かった。また、「商品を購入した結果、どのような取り組みに生かされたか報告がある」という結果報告を求める声もあり、商品価格の設定には納得感の醸成が必要となる。
▼SDGs取り組み企業の商品・サービス購入の許容意識(%)

▼SDGs取り組み企業の商品・サービス購入のきっかけ(%)

企業がSDGsに対応することに対し、男性は「ビジネスに専念すべき」という意見が多い。 しかし4割以上は“当たり前”と考えており、SDGs活動の推進が重要
企業がSDGsに取り組むことについて、女性に比べて男性は「企業はまずビジネスに専念すればよいと思う」が高くなった。全体では「義務である」「義務ではないが配慮していなければ非難されて当然」が4割を超えており、取り組みの実施を当たり前として求めている様子が伺える。企業においてSDGsへの取り組みを推進していくことが重要だと考えられる。性年代で比較すると、男女ともに高年層のほうが取り組みを求める人が多かった。
▼企業のSDGs対応への消費者意識(%)

【公開データにつきまして】
調査結果のレポートはデータをビジュアライズして共有するプラットフォーム「Tableau Public」で無料公開します。性年代や価値観データとクロスして、ご覧いただけます。
▼レポートイメージ

【追加レポートにつきまして】
マーケティング施策立案にお役立ていただける、全29問の調査結果を記載した詳細版のレポートをご希望の方は、下記ボタンよりお問い合わせください。
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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3月 19, 2025
#ライフスタイル
#生活者トレンド
SDGs認知率は79.1%、行動率は2年連続で低下して59.1%
SDGs目標を意識して行動している人は低下傾向にあり60.2%。目標意識率が全体として低下する中、「気候変動に具体的な対策を」が前年と同水準を保つ
企業がSDGsに対応することについて、ビジネス優先の意識が約3割で上昇傾向が伺える
将来の環境に対する危機意識は21.8%。「物価が上がってもSDGsに取り組むべき」は48.9%で低下傾向
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3月 7, 2025
勤務先のコンプライアンスに関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺...
#生活者トレンド
勤務先の従業員数が多いほどコンプラ研修の受講率が高く、コンプラポリシーの理解度も高い
コンプラ違反を「報告しやすい」と2人に1人が感じている。従業員数が多いほど報告体制が「整備されている」との回答率が高い
コンプラ違反が発生した場合、会社は「適切に対応すると思う」が65.2%を占める
不正行為を報告する際の障壁は「不利益を被る可能性がある」が約3割。勤務先での発生リスク1位は「ハラスメント(セクハラ、パワハラなど)」
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2月 25, 2025
ID-POS市場分析 vol.4(後編)「フレーバーのど飴」...
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「フレーバーのど飴」全体の売上ピークは12月。中でも「はちみつフレーバーのど飴」は3月まで年間売上のおよそ1.4倍をキープ。
フルーツフレーバーの中で最も売れるのは「アサヒ バヤリースとろける果実のど飴」。リピート率では「ロッテ フルーツのど飴」が第1位に。
はちみつフレーバーの中で最も売れるのは「ノーベル製菓 はちみつきんかんのど飴」。リピート率では「ロッテ はちみつカリンのど飴」が第1位に。
フルーツフレーバーのど飴を商品ごとに購入層を比較。単一フレーバー商品は女性、複数フレーバー商品は男性に好まれる傾向。
はちみつフレーバーのど飴を商品ごとに購入層を比較。健康志向の商品は女性、機能性商品は男性に好まれる傾向。