- 生活者トレンド
2022-10-14
動画配信サービスに関する調査を実施

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、20歳以上の男女1,000名を対象に「動画配信サービスに関する調査」を実施しました。 コロナ禍をきっかけに動画配信サービスの利用を始めた人や、視聴時間が増えた人は多いのではないでしょうか。秋の夜長に見たいコンテンツが見つかるかもしれません。 (実施期間:2022年8月20日~8月22日)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年8月20日~8月22日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20歳以上の方
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
動画配信サービスの利用者数トップは「Amazon Prime Video」、次いで「TVer」
利用している動画配信サービスは、「Amazon Prime Video」がトップ、次いで「TVer」であった。動画配信サービスの利用者を対象に、サービスのおすすめポイントを自由回答で聴取したところ、オリジナル制作のドラマやバラエティといった豊富なコンテンツ、コスパの良さ、見逃したテレビ番組を見ることができる利便性の高さを評価する声が多くあがった。

▼動画配信サービス利用者に聞いたおすすめポイント(自由回答一部抜粋:n=515)

「韓国ドラマ」への関心が最多
動画配信サービスでの注目作品を自由回答で聴取し、テキストマイニングで分析した。「韓国ドラマ」への関心が最も大きく、オリジナル制作のドラマやバラエティへの関心が特徴的であった。また、「見逃した作品を見たい」「好きな作品を見返したい」等、動画配信サービスならではの意見もみられた。
▼動画配信サービスでの注目作品・番組(自由回答:n=515)

*UserLocal テキストマイニングで分析
*WordCloudにて表示(出現数の多い単語を把握可能)。文字の大きさは出現頻度の高さ、単語の色は青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞を示す
「韓国ドラマ」「アニメ」は男女共通で関心がある
注目作を性別で分析したところ、「韓国ドラマ」「アニメ」は男女共通で関心があることが確認された。また、女性は男性に比べて「バチェラー」など恋愛番組への関心が高い。

*UserLocal テキストマイニングで分析
*共起ネットワークにて表示(頻出単語の把握に加え、回答傾向が分類可能)。円の大きさは出現頻度の高さ、よく一緒に用いられる単語は同色、線の太さは単語同士の関連性の強さを示す(以下同じ)
「韓国ドラマ」「アニメ」への関心の高さは世代共通
次に、注目作を世代別で分析した結果、「韓国ドラマ」「アニメ」への関心の高さは世代共通であることが確認された。家族揃って同じ作品を楽しむ人も多いのかもしれない。 20代においては、世界的な人気を誇るNetflixドラマ「ストレンジャーシングス」への関心が高い。

今回の調査では、動画配信サービスを利用している人は若年層が中心ではあるが、高年層のサブスク利用者も一定数いることが確認された。特に近年話題となっている配信プラットフォーム制作のドラマや映画、バラエティ番組といったオリジナル作品においては、外出の機会が増えた今後も世代問わず市場の期待性があると考えられる。
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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7月 1, 2025
ID-POS市場分析 vol.5 「アイス」市場を天気データ...
#消費動向
#生活者トレンド
暑さとアイス売上の関係はデータ上でも確認。暑い日の休日売上は、平日の約1.4倍にも上昇。
アイス売上に対する降水量や風速との相関は弱め。一方、気圧との相関は強く、気圧が高いほど売上は低い。
暑い日は「白くま」や「ガリガリ君」など清涼感を与える商品、
寒い日は「ガーナサンド」などスイーツとしての満足感を味わえる商品が人気。
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6月 30, 2025
都民1,000人超に聞いた、今夏の「水道基本料金の無償化」に...
#ライフスタイル
#生活者トレンド
都の水道基本料金無償化について、約7割が認知している。家計が助かるとの声は7割超
浮いた水道代の使い道は「食費・日用品」「貯金」が上位。支援継続を望む声が半数を超える
水道代以外の支援希望は「電気代」「ガス代」が上位。無償化施策を「全国でやるべき」は4割
節水への「意識に変化はない」が6割超。基本料金がいくらか「知らない」層は過半数を占める
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6月 25, 2025
#ライフスタイル
#生活者トレンド
新NISA利用率は35.6%。20代と30代では4割を超え、若年層の方が新NISAを利用している
保有金融資産のうち最も多くを占めるものは、2人に1人が「普通預金」。次いで「株式・投資信託などの金融商品」が15.5%、「定期預金」が14.8%
普通預金から定期預金へ移行したことが「ある」は約4割。年代が上がるごとに増加傾向
保険と銀行の資産配分は、「銀行の比率が高い」が約6割。今後増やしたい金融商品は「株式・投資信託(NISAなど)」「普通預金」が約3割で拮抗
理想の資産配分は、「守り80%:増やす20%」が約2割。「わからない」が約3割で最多