- 生活者トレンド
2022-09-15
デジタルシニアVSデジタルネイティブに関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、20歳以上の男女1,000名を対象に「デジタルに関する調査」を実施しました。 9月の敬老の日にちなみシニア世代と、生まれたときからインターネットが身近にある20代に焦点を当て、どのような差があるのか分析した結果をご報告いたします。(実施期間:2022年8月20日~8月22日)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年8月20日~8月22日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20歳以上の男女
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
パソコンの保有・利用率は60代以上で74%。20代を上回り全年代で最多
スマートフォンの保有・利用率は、20代で94%、60代以上においても89%と高い結果となった。一方、パソコンの保有・利用率は20代(46%)より60代以上(74%)が28ポイント高く、他の年代と比較しても60代以上がトップであった。


パソコンの利用目的トップは「情報収集」。60代以上で80%、20代では60%
パソコンの利用目的は、 60代以上で「情報収集用」(80%)がトップ、次いで「写真や動画の保存・編集用」(37%)がつづく。一方、20代では「情報収集用」(60%)が最も高く、次いで「仕事用」「勉強・学び用」が同率の43%であった。

スマホ決済は60代以上の55%、20代の64%が利用している
スマートフォンの利用目的は、 60代以上において「通話」と「メール」が同率でトップとなった(83%)。一方、20代の利用目的は「SNS」が85%で最も高い。また、コロナ禍で普及が加速したスマホ決済は、60代以上の55%が利用しており、20代(64%)との差はわずか9ポイントであった。

生活満足度は、60代以上の61%、20代の44%が「満足している」
現在の生活満足度は、 60代以上で「満足している」「やや満足している」の合計が61%となった。20代の「満足している」「やや満足している」の合計(44%)より17ポイント高い。また、他の年代と比較しても、60代以上の生活満足度は最も高い結果となった。

健康状態は良好と感じている人は、60代以上で81%、20代の74%より高い
ご自身の健康状態をどのように感じているか聴取したところ、「よい」「まあよい」の合計が60代以上で81%となった。一方、20代の「よい」「まあよい」の合計は74%であった。60代以上は20代よりも7ポイント高く、健康状態は良好と感じている人が多いことが確認された。

今回の調査では、デジタルネイティブ世代に引けを取らないくらい、シニア世代がインターネットを活用していることがわかった。また、抵抗なくインターネットを活用することで、高い満足感を得ながら、元気にアクティブに過ごすデジタルシニアの生活実態が浮き彫りになった。
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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11月 27, 2023
『物流の2024年問題に関する調査』ラジオ番組「馬渕・渡辺の...
#生活者トレンド
- 約6割がネット通販での商品購入時に、配送ドライバーの負担を「意識したことがある」
- 配送ドライバーの負担を意識するようになった時期は、2018年より「もっと前から」がトップ
- 配送ドライバーの負担軽減のため「在宅時間帯に配送を指定する」が71.5%、次いで「置き配を利用する」が37.0%
- 「置き配」や「コンビニ受け取り」利用者へのポイント付与制度が始まれば「利用したい」は72.2%
- 約半数が「ドライバーの労働環境の改善」を望んでいる。「物流の2024年問題」認知率は65.2%
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11月 21, 2023
#ライフスタイル
#生活者トレンド
- 新NISAの認知率は60.9%。うち現行NISA利用者の約7割が新NISAの「利用予定がある」
- 新NISAで投資予定の月額は「10万円」が21.3%でトップ
- NISA非利用者の新NISA利用の懸念点は、「利用方法が難しそう」が46.6%
- 現行NISA利用率は27.8%。一方、「NISA口座を開設したが投資をしていない」が14.8%
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11月 17, 2023
#生活者トレンド
- WEリーグの認知度は約6割だが、観戦経験は約3%と改善の余地あり
- 「FIFA女子Wカップ」の認知率は7割、そのうち3割が今後WEリーグ観戦意向あり
- 観戦同席者は「家族・親族」「友人・知人」が最も多いが、同席者ごとに今後の観戦意向をみると「職業関連」が高い
- スタジアム観戦の動機は、スポーツ・クラブ・選手が好きであることの他、「臨場感があって楽しめること」