• ライフスタイル
  • 消費動向

2022-07-06

物価上昇による家計への影響調査を実施

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、物価上昇における家計への影響や節約行動の意識を把握するため、「物価上昇による家計への影響調査」(実施期間:2022年6月10日~6月13日)を実施いたしましたので、結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年6月10日~6月13日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住10~60代以上の方
有効回答数:3,376名
※2022年5月時点での全国国勢調査結果より、人口構成比でウェイトバック集計を実施
・男性
 10代:4.9%、20代:5.3%、30代:5.9%、40代:7.8%、50代:7.5%、60代以上:17.0%
・女性
 10代:4.6%、20代:5.1%、30代:5.7%、40代:7.6%、50代:7.4%、60代以上:21.2%

物価上昇による家計への影響を感じている人は、約8割

物価上昇による家計への影響について聴取したところ、「影響を感じている」との回答が76.1%となった。また、現在の生活で不安に感じていることは、「物価が上昇していること」が51.0%と最も多かった。物価上昇が、生活者の家計や生活不安に影響を及ぼしていることがうかがえる。

▼物価上昇による家計の影響意識

▼現在の生活での不安(上位5位)

物価上昇の影響を感じているものは「食事のための食材」が最多

現在の生活において、物価上昇の影響を感じているものは、1位「食事のための食材」62.1%、2位「水道・光熱費」47.1%、3位「ガソリンや灯油の購入費」46.6%となった。生活する上で欠かせないものの価格上昇の影響が大きく、特に食材は60%を超えて高かった。

▼現在の生活で影響を感じているもの(上位5位)

物価上昇の対策として「節約する」は約6割。節約行動について、1位「ポイントカード・アプリを活用」、2位「ポイントのたまる決済手段を活用」と、ポイント活用が上位

物価上昇の対策として、「節約する」との回答は62.7%となり、多くの方が物価上昇への対策の必要性を感じている結果となった。続いて「特にない」が32.1%、「収入を増やす」と回答した人が10.5%となった。
また、節約に関する行動としては、「ポイントカード・アプリを活用」が68.3%と最も多く、次いで「ポイントのためる決済手段を活用」が49.6%と続いた。買い物の際にためたポイントを、次の買い物で利用できるおトクさが、節約手段として捉えられている様子がうかがえる。

▼物価上昇による家計の対策行動

▼物価上昇に対する節約行動

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】

調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

お問い合わせ
  • 11月 27, 2023

    『物流の2024年問題に関する調査』ラジオ番組「馬渕・渡辺の...

    #生活者トレンド

    • 約6割がネット通販での商品購入時に、配送ドライバーの負担を「意識したことがある」
    • 配送ドライバーの負担を意識するようになった時期は、2018年より「もっと前から」がトップ
    • 配送ドライバーの負担軽減のため「在宅時間帯に配送を指定する」が71.5%、次いで「置き配を利用する」が37.0%
    • 「置き配」や「コンビニ受け取り」利用者へのポイント付与制度が始まれば「利用したい」は72.2%
    • 約半数が「ドライバーの労働環境の改善」を望んでいる。「物流の2024年問題」認知率は65.2%
  • 11月 21, 2023

    新NISA制度に関する調査

    #ライフスタイル

    #生活者トレンド

    • 新NISAの認知率は60.9%。うち現行NISA利用者の約7割が新NISAの「利用予定がある」
    • 新NISAで投資予定の月額は「10万円」が21.3%でトップ
    • NISA非利用者の新NISA利用の懸念点は、「利用方法が難しそう」が46.6%
    • 現行NISA利用率は27.8%。一方、「NISA口座を開設したが投資をしていない」が14.8%
  • 11月 17, 2023

    FIFA女子Wカップ開催後のWEリーグへの影響に関する調査

    #生活者トレンド

    • WEリーグの認知度は約6割だが、観戦経験は約3%と改善の余地あり
    • 「FIFA女子Wカップ」の認知率は7割、そのうち3割が今後WEリーグ観戦意向あり
    • 観戦同席者は「家族・親族」「友人・知人」が最も多いが、同席者ごとに今後の観戦意向をみると「職業関連」が高い
    • スタジアム観戦の動機は、スポーツ・クラブ・選手が好きであることの他、「臨場感があって楽しめること」

お気軽にお問い合わせください

詳しくお知りになりたい方は
お問い合わせ