- マーケティング
2022-06-21
犬猫飼育者に聞いたペット関連の記念日
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、記念日マーケティングに資する情報提供を目的とした「ペット関連の記念日に関する調査」(実施期間:2022年5月25日~5月26日)の結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月25日~5月26日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代のうち犬または猫を飼育している方
有効回答数:185名
【調査対象とした記念日】 ( )内は制定元
– ササミ巻きガムの日 (ペティオ)
– 紗の日 (ドギーマンハヤシ)
– シーザーの日 (マース ジャパン)
– シーバの日 (マース ジャパン)
– ペットに無添加良品の日 (ドギーマンハヤシ)
【聴取項目】
– 認知/イベント・キャンペーン接触/(記念日の影響による)商品購入/興味
– 認知していた際の商品購入意向
*調査結果は四捨五入による整数表示。
記念日認知率と商品購入率に相関あり
犬猫飼育者において、調査対象とした記念日を「知っている」と答えた【認知率】はいずれも1割未満。一方、「気になる」と答えた【興味度】はいずれも認知率を上回っており、一定の需要が存在していることが確認された。特に「ペットに無添加良品の日」(21%)と「ササミ巻きガムの日」(18%)は他よりも高い。
また、散布図で見ると、認知率(X軸)と商品購入率(Y軸)に正相関が見られた。
▼記念日認知率/イベント・キャンペーン接触率/商品購入率/興味度
▼散布図(記念日認知率/商品購入率/興味度)
「ペットに無添加良品の日」は認知拡大による訴求効果が期待できる
記念日非認知層に対して「知っていれば、その企業・団体の商品を買ったかもしれない記念日」を聴取した所、「ペットに無添加良品の日」は25%と他の記念日より高い結果となった。
(商品名を冠する他の記念日と異なり、“無添加”が飼育者の琴線に触れていると推察される。)
また、飼育しているペットの種類別では「ササミ巻きガムの日」「紗の日」は犬飼育者、「シーバの日」は猫飼育者で高い傾向が見られた。
▼記念日非認知者における認知後の購入喚起率
一定の有効性が確認される記念日マーケティング
記念日マーケティングの効果を測定するために「食品や料理メニューを考える際、買うきっかけになったことがあるもの」を聴取した所、「記念日やイベント期間中」は全体で23%となった。属性別で見ると、女性40代以下では3割以上と他の属性より高い傾向が見られる。
また、記念日制定のみにとどまらず、「話題になっている」(31%)や「旬の時期や食材」(42%)などと組み合わせた消費者への訴求が必要と考えられる。
*本データのみ2022年2月実施調査結果(調査対象:20-60代男女1,000名)を使用
▼メニュー検討時の買うきっかけ
【参考:属性情報】
飼育しているペットを聴取した所、「犬」11%、「猫」9%、犬猫いずれかを飼育している「犬猫飼育者」は全体の18%。
▼ペット飼育状況
▼犬・猫飼育状況
▼ペット関連行動
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
【追加データにつきまして】
本資料に記載した内容の集計表/ローデータもございます。
また、今回の対象テーマ以外にも同様のフレームにて記念日の浸透率を調査しています。
ご希望の方は、下記ボタンよりお問い合わせください。
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