- マーケティング
2022-06-21
男女1,000人に聞いたビール関連の記念日

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、記念日マーケティングに資する情報提供を目的とした「ビール関連の記念日に関する調査」(実施期間:2022年5月11日~5月13日)の結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月11日~5月13日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:1,000名 ※性年代ごとに各100サンプル回収
【調査対象とした記念日】 ( )内は制定元
– ヱビスの日 (サッポロビール)
– 黒ラベルの日 (サッポロビール)
– キリン一番搾りの日 (キリンビール九州統括本部)
– いいビール飲みの日 (ビール酒造組合)
– 信州地酒で乾杯の日 (信州地酒で乾杯の日推進協議会)
【聴取項目】
– 認知/イベント・キャンペーン接触/(記念日の影響による)商品購入/気になる
– 認知していた際の商品購入意向
*調査結果は四捨五入による整数表示。
記念日認知率と商品購入率に相関あり
調査対象とした記念日はいずれも「知っている」と答えた【認知率】は5%未満となったものの「気になる」と答えた【興味度】は1割前後となり、一定の需要が存在していることが確認された。
また、散布図で見ると、認知率(X軸)と商品購入率(Y軸)に正相関が見られる。
▼記念日認知率/イベント・キャンペーン接触率/商品購入率/興味度

▼散布図(記念日認知率/商品購入率/興味度)

「ヱビスの日」は50代以上、「黒ラベルの日」「信州地酒で乾杯の日」は20代に親和性が高い
記念日非認知層に対して「知っていれば、その企業・団体の商品を買ったかもしれない記念日」を聴取した所、「ヱビスの日」は50代以上、「黒ラベルの日」と「信州地酒で乾杯の日」は20代で他の年代より比較的高く、属性ごとに差が見られた。
▼記念日非認知者における認知後の購入喚起率

一定の有効性が確認される記念日マーケティング
記念日マーケティングの効果を測定するために「食品や料理メニューを考える際、買うきっかけになったことがあるもの」を聴取した所、「記念日やイベント期間中」は全体で23%となった。属性別で見ると、女性40代以下では3割以上と他の属性より高い傾向が見られる。
また、記念日制定のみにとどまらず、「話題になっている」(31%)や「旬の時期や食材」(42%)などと組み合わせた消費者への訴求が必要と考えられる。
*本データのみ2022年2月実施調査結果を使用
▼メニュー検討時の買うきっかけ

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
【追加レポートにつきまして】
本資料に記載した内容の集計表/ローデータもございます。
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