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2022-05-18
男女1,000人に聞いた保険サービス調査
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、消費者のニーズに対応した新しい保険サービスをテーマとした「保険サービスに関する調査」(実施期間:2022年4月27日~4月28日)の結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月27日~4月28日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:1,000名 ※性年代ごとに各100サンプル回収
【調査全体像】

「新型コロナ」「認知症」「スマホ破損」「収入の急激な減少」の保険サービス認知は2割以上
調査対象とした保険サービスについて、商品があることの認知有無を聴取したところ、「新型コロナウイルスに備える保険」「スマホ破損に備える保険」「急な収入減少に備える保険」「認知症に備える保険」が2割以上で上位となった。昨今話題になっている「電動キックボード」や「ウクライナ支援付き」に関するものはいずれも認知が5%未満と低調。
▼サービスがあることを知っている保険 【認知】

“自分ゴト化の”度合いでは「スマホ破損」「認知症」が1割台で上位
自分や家族に関係がありそうだと感じる“自分ゴト化”度合いをサービスごとに聴取した。「スマホ破損に備える保険」「認知症に備える保険」が1割台で上位となった。また、日々の感染者数の増減がニュースになっている「新型コロナウイルス」の保険サービスに対する“自分ゴト化”度合いは9%であった。
▼自分や家族に関係がありそうな保険サービス 【自分ゴト化】

“社会性”の度合いでは「認知症」「急な収入減少」「がん『再発』」などが上位
各保険サービスについて、普及してほしいものを聴取して“社会性”度合いを確認した。「認知症に備える保険」「急な収入減少に備える保険」「がん『再発』に備える保険」などが上位に並ぶ。 また、「ウクライナ支援付き生命保険」は順位は低いものの9%と他の保険サービスと同程度の水準を獲得している。
▼普及してほしい保険サービス 【社会性】

「置き配のトラブル」は“自分ゴト化”が“認知”を上回り、需要を刈り取れていない
X軸:認知、Y軸:自分ゴト化、Z軸:社会性として45度線を付けた散布図で見ると、ほとんどのサービスで“自分ゴト化”が“認知”を下回る中、「置き配のトラブルに備える保険」は“自分ゴト化”が“認知”を上回る結果となっており、ニーズに対して認知が追い付いておらず需要を刈り取れていない可能性がある。また、性別でみると「置き配のトラブルに備える保険」は男性よりも女性においてニーズと認知の乖離が大きい。
▼認知/自分ゴト化/社会性 散布図(男女全体)

▼認知/自分ゴト化/社会性 散布図(女性)
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▼認知/自分ゴト化/社会性 散布図(男性)
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参考:弊社オリジナル金融価値観クラスター
+FINANCEによる分析
「歩数や健康状態に応じた掛け金」はCL3、「旅行・フライトキャンセル」はCL6に親和性あり
弊社オリジナル金融価値観クラスター +FINANCEによる分析を試みた。各保険サービスの“自分ゴト”化層に対するクラスターの構成比を見ると、多くの保険サービスでCL(クラスター)1の構成比率が全体と比べて高く、保険サービスとの親和性が高いといえる。また、「歩数や健康状態に応じて掛け金が変わる保険」はCL3、「旅行・フライトのキャンセルに備える保険」はCL6の構成比が比較的高く、親和性が高いと推察される。
▼弊社オリジナル金融価値観クラスター +FINANCE 概要

▼“自分ゴト化”保険サービスに関する+FINANCE価値観クラスター(構成比)
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▼“自分ゴト化”保険サービスに関する+FINANCE価値観クラスター(コレスポンデンス分析)
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【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
【追加レポートにつきまして】
本資料に記載した内容に加えて、性年代別に分析したレポートもございます。
マーケティング施策立案にお役立ていただける、より詳細な追加分析レポートをご希望の方は、以下へお問い合わせください。
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