- 生活者トレンド
2022-04-26
最新のデジタル資産「NFT」に関心を寄せる人の特徴を調査

全国20歳以上の男女1,000名を対象に「NFTに関する調査」を実施しました。現代では雑誌が電子化され、アートもNFTの時代です。NFT(非代替性トークン)って聞いたことはあるけれど、正直よくわからないという人は多いのではないでしょうか。今年はNFTがヒットすると各メディアで予測されていますが、実際どれくらい認知されているのか、また最新のデジタル資産に関心を寄せている人はどういった特徴があるのか、調査した結果をご報告いたします。(実施期間:2022年1月26日~1月28日)
*非代替性トークン(Non Fungible Token)略称NFT。偽造ができないデジタルの鑑定書や所有証明書の役割を持つため、デジタル作品に唯一無二の資産価値をもたせることができるとされている。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月26日~1月28日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:20歳以上 男女 全国
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
「NFT」の認知率は全体の26%
うち興味がある人は9%、NFTという言葉を知っているが興味はない人が17%となった。

興味があるNFTの分野は「デジタルアート」が57%、次いで「音楽作品」が43%

NFTに興味がある人のなかで「購入経験者」は22.1%、「出品経験者」は17.4%。
早くもNFTの購入をしている人と、出品をしている人がいる。
年代別では20代の購入者が37.9%、出品も20代が27.6%で最多。


NFTに興味がある人は、投資への関心が高い
一方、NFTを知らない人は64%が投資をしていないと回答している。

NFTに興味がある人は、「推し」がいる割合が高い
また、オークションやフリマアプリで定価より高い金額で「推し」関連の商品を購入した経験は、NFTに興味がある人で60.4%。NFTを知らない人の3倍以上という結果になった。


NFTに興味がある人は、SNSへの関心が高い
NFTを知らない人と比較して、全体的にSNSへの関心が高い。「TikTok」「Club house」「mixi」「WhatsApp」など、過去から現在にかけて幅広く利用しており、情報感度とSNSリテラシーが高い様子がうかがえる。


最後に、「興味があるNFTの詳細」を自由回答で聞いてみた。
チャレンジすることを楽しむ好奇心旺盛な人物像が垣間見える結果となった。
・これまでにない価値観が生まれそうなところ
・誰にでも可能性のある分野のため
・色々と取引ができるのが面白そう
・これからも使い続けます
・芸術関係は才能がないけど、 やってみたい
・自分で撮った写真
・子どもが描くデジタルアート
・YouTubeで聞いて、金融資産などを保有してみたいと思った
・デジタルアート関係の商品を将来的に購入したいと考えている
・デジタルアートの購入。友人のデジタルアートの普及と生活費に貢献したい
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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11月 27, 2023
『物流の2024年問題に関する調査』ラジオ番組「馬渕・渡辺の...
#生活者トレンド
- 約6割がネット通販での商品購入時に、配送ドライバーの負担を「意識したことがある」
- 配送ドライバーの負担を意識するようになった時期は、2018年より「もっと前から」がトップ
- 配送ドライバーの負担軽減のため「在宅時間帯に配送を指定する」が71.5%、次いで「置き配を利用する」が37.0%
- 「置き配」や「コンビニ受け取り」利用者へのポイント付与制度が始まれば「利用したい」は72.2%
- 約半数が「ドライバーの労働環境の改善」を望んでいる。「物流の2024年問題」認知率は65.2%
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11月 21, 2023
#ライフスタイル
#生活者トレンド
- 新NISAの認知率は60.9%。うち現行NISA利用者の約7割が新NISAの「利用予定がある」
- 新NISAで投資予定の月額は「10万円」が21.3%でトップ
- NISA非利用者の新NISA利用の懸念点は、「利用方法が難しそう」が46.6%
- 現行NISA利用率は27.8%。一方、「NISA口座を開設したが投資をしていない」が14.8%
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11月 17, 2023
#生活者トレンド
- WEリーグの認知度は約6割だが、観戦経験は約3%と改善の余地あり
- 「FIFA女子Wカップ」の認知率は7割、そのうち3割が今後WEリーグ観戦意向あり
- 観戦同席者は「家族・親族」「友人・知人」が最も多いが、同席者ごとに今後の観戦意向をみると「職業関連」が高い
- スタジアム観戦の動機は、スポーツ・クラブ・選手が好きであることの他、「臨場感があって楽しめること」