- コロナ
2022-01-31
感染急拡大前の生活者の行動を調査

全国20歳以上の男女1,000名を対象に「忘年会・新年会に関する調査」を実施しました。オミクロン株の感染が急拡大し、多くの地域でまん延防止等重点措置が適用されています。クリスマス、年末年始、成人式などで感染が拡大したとの専門家の提言がありますが、今回は忘年会と新年会の実施状況を聴取し、マスク会食、参加者同士でのワクチン接種状況の会話や確認、またコロナ関連アプリの普及率等、感染急拡大前の生活者の行動を調査しました。(実施期間:2022年1月12日~1月17日)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月12日~1月17日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:20歳以上 男女 全国
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
忘年会または新年会、「開催されなかった」が全体の70%を超える
一方、「参加した」人は忘年会で16.6%、新年会は10.9%。
▼忘年会または新年会参加状況

開催場所は飲食店が66%。利用人数は「8人以内」が79%
開催場所においては、飲食店が全体の66%。次いで個人宅が12%。開催人数は「3~4人」が31%でトップ。 全体の79%が「8人以内」と回答している。東京都においては、12月1日~1月10日まで1グループ8人までの利用人数の協力を認証店に求めていた。
▼開催場所と開催人数

「マスク会食をした」人は54%
一方、「マスク会食をしなかった」人は45%。「マスク会食を知らない」人は1%で、認知率は高い。また、「新型コロナウイルスのワクチン接種をしたか参加者同士で会話したり確認した」人は64%。警戒心で相手のワクチン接種状況を聞いたり、または話のネタとして話題にあがった人は多い様子。
▼マスク会食実施状況と、新型コロナのワクチン接種をしたか参加者同士で会話したり確認したか

全体の67.3%がコロナ関連アプリを「インストールしていない」
コロナ関連アプリは、全体の67.3%が「インストールしていない」と回答している。12月20日から運用開始された「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」のインストールは全体の10.2%。 COCOA(新型コロナウイルス接触確認アプリ)のインストールは20代が最も多く28%。
▼コロナ関連アプリのインストール状況

今回の調査結果から、マスク会食をした人は半数を超えるものの、45%がマスクなしで会食をしていたことが確認できた。濃厚接触者の定義は、1メートル程度の距離で15分以上マスクなしの接触とされているので、命と生活を守るために今日からでもリスクの高い場面を減らす行動を心掛けたい。
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
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7月 1, 2025
ID-POS市場分析 vol.5 「アイス」市場を天気データ...
#消費動向
#生活者トレンド
暑さとアイス売上の関係はデータ上でも確認。暑い日の休日売上は、平日の約1.4倍にも上昇。
アイス売上に対する降水量や風速との相関は弱め。一方、気圧との相関は強く、気圧が高いほど売上は低い。
暑い日は「白くま」や「ガリガリ君」など清涼感を与える商品、
寒い日は「ガーナサンド」などスイーツとしての満足感を味わえる商品が人気。
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6月 30, 2025
都民1,000人超に聞いた、今夏の「水道基本料金の無償化」に...
#ライフスタイル
#生活者トレンド
都の水道基本料金無償化について、約7割が認知している。家計が助かるとの声は7割超
浮いた水道代の使い道は「食費・日用品」「貯金」が上位。支援継続を望む声が半数を超える
水道代以外の支援希望は「電気代」「ガス代」が上位。無償化施策を「全国でやるべき」は4割
節水への「意識に変化はない」が6割超。基本料金がいくらか「知らない」層は過半数を占める
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6月 25, 2025
#ライフスタイル
#生活者トレンド
新NISA利用率は35.6%。20代と30代では4割を超え、若年層の方が新NISAを利用している
保有金融資産のうち最も多くを占めるものは、2人に1人が「普通預金」。次いで「株式・投資信託などの金融商品」が15.5%、「定期預金」が14.8%
普通預金から定期預金へ移行したことが「ある」は約4割。年代が上がるごとに増加傾向
保険と銀行の資産配分は、「銀行の比率が高い」が約6割。今後増やしたい金融商品は「株式・投資信託(NISAなど)」「普通預金」が約3割で拮抗
理想の資産配分は、「守り80%:増やす20%」が約2割。「わからない」が約3割で最多