• 消費動向
  • 生活者トレンド

2022-01-27

25,000人に聞いたフリマアプリの利用実態

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、フリマアプリの利用実態を聴取した「フリマアプリに関する調査」(実施期間:2021年11月26日~12月3日)の結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月26日~12月3日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:20歳以上の方
有効回答数:25,000名

フリマアプリは回答者のおよそ半数が利用しており、利用サービスでは「メルカリ」「ヤフオク!」が2強

フリマアプリの利用率は44%となり、回答者のおよそ半数が利用している結果となった。利用者の利用サービスを見てみると、「メルカリ」が72%でトップ、次いで「ヤフオク!」が55%と続く。性年代で比較すると、「メルカリ」は年代が下がるにつれて、「ヤフオク!」は年代が上がるにつれて利用率が高くなっている。

▼フリマアプリの利用率

▼フリマアプリ利用者の利用サービス

フリマアプリの利用者は緩やかな拡大が見込まれる

フリマアプリの非利用者における今後の利用意向は11%となり、引き続き拡大の余地がうかがえる。性年代別でみると、男女ともに若年層で利用意向が高い。一方、利用者における継続利用意向は65%となった。また、利用・非利用者で共通して、利用意向は「どちらともいえない」層が3~4割存在しており、利用者の継続利用強化および非利用者の開拓が重要と考えられる。
利用者における満足度は、満足(「満足」「どちらかというと満足」の合計)が50%、不満(「不満」「どちらかというと不満」の合計)が9%となり、満足している層が多い結果となった。

▼フリマアプリの今後の利用意向(非利用者ベース)

▼フリマアプリの今後の利用意向(利用者ベース)

▼フリマアプリ利用者の満足度

出品、購入ともに「衣類」「本」「趣味関連用品」が上位。 一方、「スポーツ・レジャー用品」「自動車・オートバイ関連用品」は、需要に対して供給が追い付いていない可能性がある

利用パターンで最も多いのは「購入のみ」46%、次いで「出品&購入ともに」44%、「出品のみ」10%となった。性年代で見ると男女ともに、若年層は出品、購入ともに利用しており、高年層は購入のみが多くなっている。
出品するものは「衣類」(51%)、「本」(41%)、「趣味関連用品」(30%)、購入するものは「衣類」(34%)、「趣味関連用品」(30%)、「本」(29%)となり、上位は同じ項目が並ぶ。一方で「スポーツ・レジャー用品」「自動車・オートバイ関連用品」は出品に対して購入の割合が高く、需要に対して供給が追いついていない可能性がある。

▼フリマアプリの利用パターン

▼フリマアプリにおける出品・購入物の割合

【追加レポートにつきまして】
本資料に記載した内容に加えて、下記の内容も併せて聴取しています。
・サービス併用状況
・出品目的
・購入目的
・基本属性(職業、年収)

 

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

お問い合わせ

最新の自主調査や分析レポートをお届けするメルマガを配信!登録はこちら

  • 11月 8, 2024

    2024年注目した人物や話題となった商品ランキングを発表!

    #生活者トレンド

    • 今年の顔は、大谷翔平選手。回答者の76%が今年の顔として選んだ

    • 今年の流行語は、50-50。流行語でも、大谷翔平選手関連の言葉が1位に輝いた

    • 今年公開の一番おもしろかったドラマは、NHK連続テレビ小説虎に翼

    • 今年発売された市販の飲料や食品で印象に残っている商品は、キリンビール 晴れ風が1位

  • 10月 31, 2024

    備蓄食品に関する調査

    #ライフスタイル

    #生活者トレンド

    • 約6割が「主に日常で使用し、災害時にも使える食品」を備蓄している。ローリングストック実践率は64.8%

    • 備蓄食品ランキングは、1位「カップヌードル」、2位「サバ缶」、3位「ツナ缶」

    • 「南海トラフ地震臨時情報」発表によって備蓄行動に影響を受けたのは約3割。特に20代、30代の若年層に備蓄意識の高まりが見られた

  • 10月 28, 2024

    生成AIのビジネス活用に関する調査 ラジオ番組「馬渕・渡辺の...

    #ビジネス

    #生活者トレンド

    • 業務で生成AIを利用している人は2割弱。仕事の効率化を実感する人は8割を超える

    • 利用ツールは「ChatGPT」が約8割でトップ。仕事での生成AI利用頻度は「ほぼ毎日」が約2割

    • 生成AIのビジネス活用「賛成派」は47.8%。AIが進化しても、自身の仕事が自動化の「影響を受けない」と考える人は約半数

    • 生成AI導入によって改善されると思うのは「生産性」「労働時間の短縮」が上位。一方、「セキュリティリスク」に不安を感じる人が約3割

お気軽にお問い合わせください

詳しくお知りになりたい方は
お問い合わせ