- ビジネス
2021-11-22
企業のDX化の実態調査
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(以下「LM」)は、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション/Digital Transformation)化への取り組みの実態を聴取した「DXに関する調査」(実施期間:2021年9月17日~9月22日)の結果をご報告いたします。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年9月17日~9月22日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:年齢 20~60代、職業 会社員・会社役員
業種「卸売業、小売業」「金融業、保険業」「宿泊業、飲食サービス業」のいずれか
有効回答数:2,000名
DXの認知は高いものの、内容の理解はまだ低い結果に
DXの認知は61%となった。そのうち、「内容まで知っていた」は29%と内容の理解は低い。役職別に認知を比較すると、経営層が70%、マネージャーが72%と半数を上回るのに対して、一般は41%と、役職によって大きな隔たりがみられた。
▼DXの認知/理解
取り組んでいる内容、取り組みたい内容ともに業務効率化がトップ
DXで取り組んでいる内容は「業務効率化」が74%でトップ、次いで「既存ビジネスモデルの変革」「働き方改革」が50%前後で続く。今後取り組みたい内容でも「業務効率化」が67%でトップ、次いで「働き方改革」「既存ビジネスモデルの変革」が続く。また、「働き方改革」「新サービス・新製品の開発」「新規事業の開発」は、今後の意向が現状を上回り、需要性が確認できた。
▼DX化の取り組み内容/取り組みたい内容
DX化は「理解不足」「人材不足」から、専門知識を有する外部の事業者への相談ニーズが高い
DX化への取り組みの課題や悩みは「DXについての理解不足」が37%でトップ、次いで「人材不足」「予算がない」と続く。DXに取り組んでいる層においては「人材不足」が50%以上と高い。 また、45%がDX化に関する相談を外部の事業者にしており、相談意向も含めると75%と高い。企業がDXの理解不足や人材不足に悩んでおり、専門知識を有する外部の事業者への相談を求めていることが読み取れる。
▼DX取り組みにおける課題や悩み
▼DX化に関する外部への相談有無
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
【参考】
本調査では、回答者の「役職」を以下のように分別し、分析を実施しています。
-
4月 1, 2024
『春夏の旅行需要に関する調査』ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジ...
#生活者トレンド
- 全体の約4割に旅行意向があり、10代が最も高い
- 行きたい旅行先は「国内」が半数を超える。旅行時期は夏休みシーズンの需要が高い
- 希望の旅行相手は「家族」が全ての年代でトップ。10代では「友人」、20代では「恋人・パートナー」が他の年代より高い
- 2泊以下の短期旅行が人気。ゴールデンウイークと夏休みの旅行の「予約はまだ」がそれぞれ8割以上
- 旅行しない理由トップは「経済的な余裕がない」。旅行に代わる支出はなく、節約志向が伺える
-
3月 27, 2024
#生活者トレンド
- 推しの対象は、過去・現在ともに「アイドル」が1位
- 人気トップは「J-POP男性アイドル」(46.0%)、次いで「J-POP女性アイドル」(34.0%)
- 推し起用の広告によって購入した経験のある商品は、J-POP男性アイドル推しは「スイーツ・お菓子」、K-POP女性アイドル推しは「化粧品・美容商品」が多い
- 音楽CDの購入理由は「イベント参加特典」「推しの売上ランキングを支える」。特にK-POPアイドルの推し活で高い
- PERSONA+で見る価値観:アイドル推しは「我が道を行く自己陶酔タイプ」が多い傾向
-
3月 18, 2024
地方創生のための日本の祭り・イベントに関する基礎調査(1月~...
#消費動向
#生活者トレンド
- 国民的認知度を誇る「さっぽろ雪まつり」はリピート率が課題
- 「さっぽろ雪まつり」はネガ要因の寒さを逆手に取るイメージ戦略が求められる