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2022-12-23

2022年ボジョレーヌーヴォーに関する調査

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、「2022年ボジョレーヌーヴォーに関する調査」の結果をご報告いたします。

調査結果詳細

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年12月14日~12月15日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
    (Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:国内在住20~60代の方
有効回答数:1,000名 ※性年代ごとに100サンプル回収

*数値は四捨五入による整数表示。このため一部合計値が一致しない箇所あり
 また、アンケートの元選択肢を統合・再集計した結果を掲載している設問あり
*総務省:人口推計(2022年11月概算値)を基にしたウエイトバック集計を実施

【聴取内容】
– 2022年ボジョレーヌーヴォー関連行動
– 2022年ボジョレーヌーヴォー関連消費額
– アルコール飲用頻度(種類別)

2022年ボジョレーヌーヴォー”参加率“は11%。普段ワインを飲まない層の獲得は限定的

2022年11月17日の”ボジョレーヌーヴォー解禁日“に関連して実施したことを聴取した。

「ボジョレーヌーヴォーを買って自宅で飲んだ」は5%、それ以外にも「ワインに合う食べ物を買った」(4%)、「ワイン以外の酒類を買った」(3%)など、関連消費を生み出す裾野の広さが読み取れる。

また、解禁日に関連して特に何もしていない層は89%となり、いずれか行動した【2022年ボジョレーヌーボー参加率】は11%といえる。

▼2022年ボジョレーヌーボー関連行動

アルコール飲用頻度を種類別に聴取した。

ボジョレーヌーヴォーが含まれる「ワイン」の飲用頻度は、「年1回未満」が60%と最も高く、次いで「~年1回以上」(19%)、「週1回以上」「~月1回以上」(それぞれ10%)となり、月1回以上飲用する、いわゆる普段飲用する層は20%となった。

▼アルコール飲用頻度(種類別)

次に、月1回以上を境目として、【ワイン飲用有無】と【ワイン以外のいずれかのアルコール飲用有無】の2軸における構成比を整理した。

最も構成比が高いのは、ワインもワイン以外もいずれも飲まない層で46%、次いで、ワインは飲まずワイン以外は飲む層が35%となった。ボジョレーヌーヴォー含むワイン市場の拡大にはワイン非飲用であるこの2層への浸透が必要と考えられる。

構成比
(ワイン飲用×ワイン以外飲用)

前述の飲用実態別に2022年ボジョレーヌーヴォー参加率を確認した。

参加率は、ワインもワイン以外も飲む「ワイン月1回以上&ワイン以外月1回以上」層の36%に対して、「ワイン月1回未満&ワイン以外月1回以上」は9%、「ワイン月1回未満&ワイン以外月1回未満」では3%となった。

ワイン非飲用の2層はいずれも低調、ボジョレーヌーヴォー及びワイン市場全体への寄与は限定的で市場拡大の兆しは見えない。

▼ボジョレーヌーヴォー参加率(アルコール飲用頻度別)

2022年ボジョレーヌーヴォー関連消費は約600億円と推計

2022年ボジョレーヌーヴォー“参加者”に対して、関連した消費額を聴取した。

「1,000~3,000円未満」及び「3,000円~5,000未満」がいずれも2割半ばでこのレンジに約半数が集中しているものの、平均額では6,870円/人となった。

また、アンケート調査対象とした男女20-60代の国内人口数:7,613万人、参加率:11%とした場合、2022年ボジョレーヌーヴォー関連の消費額を約600億円と推計した。

▼関連消費額(参加者ベース)

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

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