コラム

2026-09-09

Pontaデータで実現するターゲット設計とは?
事例から学ぶデータ活用

2026年7月に開催されたイムラ主催セミナーでは、「データを活用した新規顧客獲得」をテーマに、複数企業が自社サービスの特徴や活用方法について紹介しました。また、通販事業者や学習塾を題材にした共通のケーススタディをもとに、各社が商材や目的に応じたセグメント設計の考え方を提示しました。

ロイヤリティマーケティングからは西本が登壇し、購買データやアンケートデータ、位置情報データなど、Pontaで活用できる多様なデータの特徴を解説。実際のプロモーション事例やケーススタディを交えながら、目的に応じたターゲット設計と、データをプロモーションへ活用する考え方を紹介しました。本記事では、講演内容をもとに、Pontaデータによる新規顧客獲得のポイントをご紹介します。

株式会社ロイヤリティマーケティング
ビジネスソリューション第二グループ 営業推進本部 IDマーケティング営業第一部 シニアアカウントプランナー
西本 梨紗

2021年にロイヤリティマーケティングへ入社。
1億人超のPonta会員データを活用した法人向けソリューションの企画・提案を担当。
通販・金融・教育など多様な業界に対し、ビッグデータを基軸とした施策立案から実行まで一貫したマーケティング支援を行う。

Pontaデータを活用したターゲット設計

Pontaデータの特徴は、属性情報だけでなく、購買やサービス利用などのファクトデータを起点に、アンケートによる意識・価値観データなどを組み合わせて、生活者を多面的に捉えられる点です。ロイヤリティマーケティングでは、これらのデータを活用し、潜在顧客への対象拡張から、接触タイミングや訴求内容の検討、施策後の効果検証まで一貫して支援しています。

Pontaデータを詳しく知る

ファクトデータを起点に、対象者を拡張してセグメントする

Pontaデータを活用したターゲット設計の特徴の一つが、購買や行動といった「ファクトデータ」を起点に対象者を捉えられる点です。

例えば、「過去に特定の商品を購入した人」や「旅行予約を行った人」などの行動データからターゲットを設定できます。また、施策に反応した生活者の特徴を分析し、類似する層へ対象を広げることで、これまで未接触だった顧客層の中から、効果が期待できる層へ優先的にアプローチできます。

ファクトデータに価値観を掛け合わせる「PERSONA+」

PERSONA+は、Ponta会員5万人を対象に実施した200設問超のアンケート調査をもとに構築された指標です。回答結果から生活者を15の価値観タイプ(クラスター)に分類し、価値観や行動特性を可視化しています。

また、購買行動や提携企業の利用状況などのデータをAIで分析し、1億人超のPonta会員それぞれに当てはまる価値観タイプを推定しています。
これにより、生活者の意識まで踏まえたセグメント設計や、訴求内容の検討が可能です。

PERSONA+について詳しく見る

Pontaデータを活用したプロモーション事例

Pontaデータは、アプローチ先の抽出だけでなく、ターゲットの広げ方や接触するタイミング、訴求内容の検討などにも活用できます。ここでは、講演で取り上げられた代表的な事例をご紹介します。

購買データを活用した缶コーヒーのサンプリング施策

効果的なプロモーションを実施するためには、まず対象者を適切に設定することが重要です。
飲料メーカーの新商品プロモーションでは、缶コーヒー購入者だけでなく、併買傾向のある商品の購入者まで対象を広げ、サンプリングを実施しました。

その結果、無作為に抽出した会員へのサンプリングと比較して、継続購買率と一人当たりの購入本数がともに向上。併買傾向をもとに商品との親和性の高い見込み顧客へ対象を広げた事例です。

旅行予約データを活用したガソリンスタンドのDM施策

ターゲット設定後は、どのタイミングでアプローチするかも成果を左右する重要なポイントです。

ガソリンスタンド事業者のキャンペーンでは、Ponta提携の宿泊予約サイトで大型連休中の予約を行った人を対象に、旅行出発直前のタイミングでDMを発送しました。

その結果、宿泊予約データを活用しなかった場合と比較して、約6倍の参加率を記録。旅行予約という行動を捉え、ニーズが高まる時期にアプローチした事例です。

Ponta郵送DMについて詳しく見る

顧客分析から訴求・クリエイティブ制作へつなげたカード会社の事例

ターゲットを選ぶだけでなく、顧客に何を伝えるかを考えるうえでも、データを活用できます。
カード会社の事例では、Ponta会員への調査を実施し、自社カード利用者と競合カード利用者の特徴や利用理由を分析。その結果をもとに差別化ポイントを整理し、訴求軸やDMクリエイティブの制作に反映しました。

この事例では、顧客分析の結果を、ターゲット設定から訴求軸やDMクリエイティブの検討にまで一貫して活用しました。

通販・学習塾のケーススタディから考える活用イメージ

商材別ケーススタディでは、通販事業者や学習塾などを想定したお題に対し、各社が対象者の捉え方を提示しました。ここからは、それぞれのお題に対して、ロイヤリティマーケティングが提案したセグメントをご紹介します。

通販:新規顧客獲得や継続購入に向けたデータ活用

通販事業者を想定したケーススタディでは、スキンケア商品のトライアル購入促進に向けて、ターゲットを検討しました。

性別や年代といった基本属性だけでなく、美容に関するアンケート回答や関連サービスの利用履歴、競合商品の購買データなどを組み合わせ、商品との親和性が高い層を抽出。既存購入者や競合商品の購入者の特徴に近い生活者へ対象を広げることで、新規顧客の候補を具体化しました。
さらに、施策実施後の反応や購買行動を分析すれば、次回施策の対象者選定や訴求改善にも活かせます。

学習塾:進学・教育関心を捉えたターゲット設計

学習塾のケーススタディでは、小学生・中学生の子どもを持つ保護者へのアプローチを検討しました。
子どもの学齢やライフステージ、家族構成に加え、保護者の属性や教育への関心度などのアンケートデータ・行動データを組み合わせ、見込み顧客像を具体化します。

さらに、ターゲットに応じてDMやSMS広告などの適切な媒体を選択し、接触するタイミングまで含めてプロモーションを設計できます。

Pontaデータを活用した顧客獲得・プロモーションにご興味がある方へ

ロイヤリティマーケティングでは、購買データや属性データに加え、アンケートによる意識・価値観データ、位置情報データなど、多様なPontaデータをマーケティングに活用しています。顧客分析によるターゲット設計から、新規顧客獲得に向けたプロモーション施策の企画・実施、施策実施後の効果検証まで、一気通貫でご支援することが可能です。

・新規顧客獲得のターゲット設計を見直したい

・自社の顧客像をより深く把握したい

・保有データや購買データをマーケティング施策に活用したい

といった課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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