コラム
2024-03-12
シニア層に効果的な広告手法5選!
市場を捉えたマーケティング成功の秘訣とは?
少子高齢化が進み、高齢者の経済的な影響力が高まる中、シニア向けビジネスの成長に期待が寄せられています。では、シニア世代にアプローチするためには、どのようなマーケティング手法が効果的なのでしょうか。ここでは、シニア層マーケットの特徴を踏まえたうえで、集客におすすめの広告手法をご紹介します。
目次
シニア層マーケットの特徴
シニア層向けマーケティングときくと、TVやラジオ、雑誌などを利用した旧来のマーケティング手法を思い浮かべる方もいるでしょう。しかし現在のシニア世代のパソコン・スマートフォンの利用率は意外と高く、デジタルメディアでのマーケティングも重要です。
では、この世代は具体的にどのようなデジタル行動を取っているのでしょうか。Pontaリサーチ会員への調査データ(※1)をもとに、20代と60代以上の方を比較したシニア層の特徴を解説します。
スマホとPCどちらの利用も多い
上記は、自身で保有し、利用しているインターネット端末についての回答です。60代以上において89%の方がスマートフォンを保有・利用。パソコンの保有・利用率は20代(46%)よりも60代以上(74%)で高くなっており、シニア世代はスマートフォンとPC両方を使っている方が多いことがわかります。
スマホの利用目的は「メール」と「通話」
スマートフォンの利用目的については、60代以上では「通話」と「メール」が83%と、同率でトップという結果が出ました。一方でSNSの利用は20代に比べて低く、世代間でスマートフォンの使い方が違うことが見て取れます。
LINEやYouTubeの利用が多い
60代以上ではSNSの利用は少ないものの、LINEやYouTubeは比較的多くの方が利用していることが分かります。なお、SNSやブログなどの情報発信やコメントでは、60代以上の7割以上が「まったくしない」と回答しました。
※1 調査データ
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年8月20日(土)~8月22日(月)
パネル:「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしていただいている方)
調査対象:全国20歳以上の男女
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
シニア世代向け広告配信を成功させる秘訣
シニア層のインターネットやスマートフォンの利用は年々広がっています。60代以上の約90%がスマートフォンを、70%以上がパソコンを利用しているというPontaリサーチ会員への調査結果を鑑みると、シニア層の広告マーケティングにおいて、デジタル媒体での訴求は不可欠といえるでしょう。
ただし、若年層とデジタルデバイスの使い方が異なることから、メールや通話といった基本的な利用シーンを確実に押さえることが、プロモーション効果を高めるポイントとなります。SNSでは、LINEやYouTubeを活用した広告配信が効果的です。
また郵送DMといった紙媒体での訴求も依然として有効です。ただし対象となる年齢・性別の方に一斉にDMを郵送するだけでは、あまり効果はありません。さまざまなデータを活用し適切なターゲットに適切な情報を届けることが重要です。WebリサーチやEメールなどデジタル施策と連動すれば、より効果的にDMを活用できます。
シニア世代の集客におすすめの広告
1.メール広告
60代以上のシニア世代は、メールマガジンのクリック率が他の世代より高いという調査結果があります。そのため、メール広告で商品やサービスを訴求すると効果的です。見やすく押しやすいボタンを設置することで、よりクリック率を高められます。
Pontaのメール広告では、通常のメールのほかに、ユーザーのクリックでPontaポイントを加算する「クリックポイントメール」もご用意しています。ポイントをフックにすることで、ユーザーをキャンペーンサイトに高確率で誘導でき、成約につながりやすいのが特徴です。
またキャンペーンサイトに、Pontaのログインフォームを挟むことで、Ponta会員登録情報をフォームに自動反映する入力補助機能もご用意。入力補助機能により、会員登録が通常の送客時の約2.8倍になったという事例もあります。
2.LINE 公式アカウント メッセージ配信
60代以上のシニア世代のうち約7割の方がLINEを利用しています。家族や友人知人との日常的なメッセージのやり取りに、通話やメールではなく、LINEを利用する方も少なくありません。LINEを習慣的にチェックするユーザーが多いことから、LINE公式アカウントのメッセージ配信はシニア世代にも有効な広告施策です。
ユーザーは企業のLINE公式アカウントに気軽に友だち登録ができます。一方で、自分に関係のないメッセージ配信が続くと簡単にブロックされてしまうというのも、LINE公式アカウントの特徴です。そのため、ターゲットを絞り、興味を持たれる内容のみをメッセージ配信することで、広告効果を高められます。
LINE公式アカウントで精度の高いセグメント配信をするのであれば、Pontaデータの連携がおすすめです。購買データやアンケートデータなどを用いて、より詳細なセグメントでのメッセージ配信を実現できます。
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3.アンケートプロモーション&アンケートMoment DM
Pontaのアンケートプロモーションは、ターゲットとなるPonta会員をメールでWebアンケートに誘導する広告施策です。アンケートを通じて商品・サービスへの興味・関心を高められるため、潜在層へ効果的にアプローチできます。一般的なバナー広告では伝わりにくい商品の良さを訴求するのにおすすめです。
またアンケート完了画面からキャンペーンサイトへの遷移で回答者には3Pontaポイントが加算されるため、97%以上の方がサイトを訪問。LP遷移単価(CPC)の目安は60円前後と、コストを抑えてサイトへ集客できます。他の広告手法と比べてもユーザーの広告接触時間が長いため、その後の契約や申し込みなどの成約につながりやすいのも特徴です。
さらに、アンケートを通じて興味・関心が高まった方に対して郵送DMでアプローチすれば、商品購入・申し込みといった行動の促進につながります。アンケートMoment DMは、アンケートで意識が顕在化した方にのみ、最短3営業日でハガキDMを発送するサービスです。スピーディな再プッシュにより、さらなるコンバージョンにつなげられます。
このようにメールだけでなく郵送DMを組み合わせて活用することで、シニア層の中から、よりターゲットを絞り込んでアプローチすることが可能です。
4.YouTube広告
YouTube広告は、商品・サービスの魅力を短時間で伝えることができる広告です。動画で画面を占有し、視覚と聴覚の両方からアプローチできるため、ディスプレイ広告と比較して広告認知率が高いという特徴があります。シニア層の半数以上がYouTubeを利用しており、この世代にも有効な広告手段といえるでしょう。
Pontaデータを活用すれば、Google上のセグメントの利用はもちろん、さらに細かいセグメントを設計できます。シニア層のうち、特定の商品を購買した方にのみ動画広告を配信するといったターゲティングも可能です。
5.アウトバウンドコール(テレマーケティング)
見込み顧客に対して電話でアプローチする手法です。シニア世代のスマートフォンの主な利用目的は通話であり、アウトバウンドコールは有効なマーケティング手法といえるでしょう。
スマートフォンは固定電話に比べ見込み顧客本人につながる可能性が高いことから、コール対象をスマートフォンに絞った取り組みがおすすめです。商品購入を促進するアウトバウンドコールを行う際、コール対象をスマートフォンに絞ったところ、CVRが約2倍に改善した事例もあります。
シニア層へのプロモーションならご相談ください
Ponta会員の中で、60歳以上のシニア層の方は3,300万人以上。各媒体で60歳以上の方に絞った場合でも、郵送DMやアウトバウンドコールは1,600万人、メール広告・アンケートプロモーションは500万通、Pontaアプリは120万IMP/週、Pontaコネクティッドメディアは950万人と、アプローチに十分なボリュームを確保しています。(2024年3月時点)
さらに購買・行動データやアンケートデータなどを用いてターゲティングするなど、訴求内容に合わせたセグメント設計も可能です。詳細なセグメントでの件数見積もりも承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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