Pontaデータから見る潜在顧客の発見！＜第1回 金融業界＞潜在顧客を見つけ出す“LifeActionセグメント”を活用して、「投資家」にアプローチ

ロイヤリティ マーケティング（以下「LM」）では、潜在顧客への効率的なプロモーション支援のため、「Life Actionセグメント」を開発しました。本サービスは、ECサイトの購買データとPontaリサーチのアンケートデータを利用し、1億人超のPonta会員に対して購買傾向や興味関心度をスコアリングし、セグメントを構築したサービスです。「Inmarket（購買傾向）」セグメント、「Affinity（興味関心）」セグメントで合計650個以上に幅広く分類しており、あらゆる業種業態の企業にご利用いただけます

今回は、Life Actionセグメントの中でも、2024年から新NISAが始まり、新たに投資を始める人が増えると予想されるなど動きのある、金融業界の「投資家」セグメントについて詳しく解説します。

投資家セグメントとは、LM独自で調査したアンケートで「投資に興味がある」と回答した会員を基に、Ponta会員1億人に類似度を付与しスコアを付与し、スコアが60%を超えた方を投資家のセグメントとしています。投資に興味がある方を推計してスコアリングしているため、投資全般への関心層に広くアプローチすることができます。

投資家セグメントのプロファイルを確認

投資家セグメントの該当者は、約660万人で30～50代の男性だけで約5割（Ponta会員の平均：約3割）を占めています。また、価値観をみると、「外交的で情報感度が高いタイプ」と“ワンランク上のサービスを求める”層が多い結果となっています。

セグメントのプロファイル資料は無料でご提供

実際にセグメントをお使いいただく際には、基本属性や価値観クラスター、チャネル別のリーチ数を掲載したプロファイル資料をご提示します。セグメントの該当者がどのような方なのかを把握したうえで、アプローチすることができます。

投資家セグメントを活用したアプローチ

投資家セグメントのスコアはPonta会員すべてに付与しているため、アプリ、メール、郵送DMといったPontaオウンドメディアや、外部メディアと連携したPontaコネクティッドメディアを活用して、広告配信ができます。

Life Actionセグメントは、購買データとアンケートデータを利用し、Ponta会員に対して購買傾向や興味関心度をスコアリングし、セグメントを構築したサービスとなります。Pontaデータを活用した推計によって構築したセグメントがどれだけ高精度なのか、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、投資家セグメントの精度についても検証しています。ここでは、Pontaデータを活用して、投資家セグメントと証券会社の利用履歴を結びつけ、投資家セグメントの該当者が、実際に証券会社を利用しているのか、全体平均との比較から傾向を分析しました。

「投資家」セグメントの証券会社利用率は全体の7.94倍！

投資家セグメントと実際の証券会社利用をみると、Ponta会員全体の0.3%に比べて、投資家セグメントは2.5%と、証券会社の利用率が7.94倍となっていました。

実際のデータを検証することで、投資家セグメントは証券会社のサービスを利用する確度の高い層＝潜在顧客を発見できるセグメントであることが示唆されました。

実際にどのようにセグメントを活用できるのかご紹介します。

証券会社で金融商品の新規利用促進

証券会社さまやカード会社さま、保険会社さまから、「新規顧客を獲得したいがターゲットがわからない」「ターゲットを明確にして最適なプロモーションを実施したい」といったご相談があります。そのようなご相談に対して、LMでは、Life Actionセグメントでターゲティングからアプローチまでご支援が可能です。

例えば、証券会社さまの場合

①セグメント選定

“Affinityセグメント”から「投資家セグメント」を選択。

②ターゲット把握

対象のプロファイル資料で基本属性や価値観を確認いただくことでターゲットのペルソナを把握。

（例）外交的で情報感度が高い“ワンランク上のサービスを求める”男性30代～50代

④クリエイティブ制作

読み解いたターゲットペルソナを反映したクリエイティブを制作。

⑤アプローチ

選択した「投資家」セグメントに最適なチャネルでアプローチ。

Life Actionセグメント「投資家」を活用いただくことで、潜在顧客のターゲット像の明確にして、クリエイティブ制作からアプローチまで実行できます。

今回は投資家セグメントを検証しましたが、LifeActionセグメントでは650個以上のラインナップから様々なターゲティングが可能です。金融関連では、「投資・金融の書籍（購買傾向）」といったセグメントもご用意しています。

プロモーションを実施したいがターゲットがわからない、セグメントが枯れてきているなど、お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。