特許・発明情報
ポイントを活用したCP効果検証
幅広いユーザ層から、効率的に多数の広告分析対象ユーザを確保する
「レアポイント」の使用状況を判定し、広告効果を分析
キャンペーン、広告等の商業的なイベントを実施した時にそのイベントの効果を分析することは、
今後の店舗、商品またはサービスの改良や開発を行う上で非常に重要です。
しかし、精度の高い分析結果を得たいからといって、分析対象ユーザー抽出・処理装置の負荷を増やしたり、
ユーザーに対して面倒な操作を強いることは避けなければなりません。
そこで、ロイヤリティ マーケティングは、ユーザーの操作負担と装置の処理負荷を軽減した上で、
幅広いユーザー層から多数の分析対象ユーザーを確保するべく本発明をいたしました。
上記図の「イベント管理サーバー」が本発明の主な構成となります。
初めに、
(1)履歴情報にもとづき、ユーザーが過去1回の取引で使用した各ポイントの使用回数の分布を表すヒストグラムを生成します。
そして、
(2)(1)のヒストグラム情報から、使用の度合いが閾値未満(使用される機会が少ない)ポイントを 「レアポイント」候補とします。
「レアポイント」候補の中から、
(3)例えば、以下イベントの実施対象に応じて、
当該イベントの特徴に当てはまるものを「レアポイント」として設定します。
①店舗
②商品、またはサービス
③ユーザー
④ある情報サイトにアクセスしたユーザー群
⑤特定の商品、またはサービスを、あらかじめ設定された数だけ購入・利用したユーザー群
⑥あらかじめ設定された金額の範囲で買い物をしたユーザー群
それから、イベント開始・広告配信後、
(4)「レアポイント」を使用したユーザーの数を計数したり、
「レアポイント」使用状況とユーザー属性情報を分析したりすることで
当該「レアポイント」に対応するイベント・広告の効果を表す情報を生成・出力することができます。
これにより、
(A)イベントに関心を持ったユーザーは
イベント情報に関連づけて提示されたレアポイントを使用するだけで面倒な操作を行うことなく、
簡単にイベントに対する回答をすることができます。
その結果、ユーザー属性に偏りを生じさせることなく、幅広いユーザー層から多くの回答の収集が可能となります。
また、
(B)分析処理装置としても、 ユーザーがレアポイントを使用したか否かのみを判定すればよく、処理負荷を軽減させることができます。
なお、イベント開始・実施においては、
そのイベントに対応する広告情報にも「レアポイント」を関連づけ広告配信を行うことが可能です。
さらに、「レアポイント」を使用したユーザーに対し
インセンティブポイントを付与する観点でも権利を取得しております。
「レアポイント」を使用することでイベント効果の分析に協力したユーザーは、
インセンティブポイントの付与による利益還元を受けることができます。
※:特許名称につき、弊社内において、当該特許技術を端的に説明したものを記載しております。
特許庁等の公的な名称とは異なります点、ご留意ください。
※:特許の特徴については、弊社内において、説明の便宜のために付したものとなります。
実際の権利範囲とは異なる可能性があることにご留意ください。