コラム
2023-02-06
ラジオ広告で購買率が7.6倍に!リアル店舗での購買への寄与を可視化
【Pontaマーケティングラボ vol.5 】
目次
ラジオ広告は広告接触者の行動を直接的に可視化できないことから、一般的に認知拡大には有効であるものの、直接的な購買効果を可視化しにくいメディアと認識されています。では、ラジオ広告の視聴がリスナーの購買行動にどの程度寄与するのか、分析することはできないのでしょうか?
株式会社エフエム東京(以下、TOKYO FM)とロイヤリティ マーケティングでは、個人を特定しない形で、ラジオ聴取データとPonta会員の購買データをID毎に連携。それにより、ラジオ広告視聴がどれくらいリアル店舗での購買につながっているのか可視化しています。
この手法を用いて、TOKYO FMとロイヤリティ マーケティングでは、ラジオの1社提供コーナー(ラジオ広告)視聴者のリアル店舗での購買状況を分析しました。
ラジオ広告番組の聴取データとPontaの購買データを連携して分析
TOKYO FM ワイド番組Skyrocket Company内の株式会社湖池屋(以下、湖池屋)提供コーナー「湖池屋 歌エーール!」をradikoで聴取したリスナーが、聴取後30日以内にPonta提携店で湖池屋の商品をどの程度購入したか、個人を特定しない形で分析しました。(検証対象放送期間:2022年4月4日~9月29日)
なお、期間中に番組を1回聴取したリスナーをライトリスナー、複数回聴取したリスナーをヘビーリスナーと定義し、検証しています。
ラジオ広告番組のヘビーリスナーの購買率は平均の7.6倍!
検証の結果、上の図のように、いずれの商品においても番組リスナーの購買率は上昇。湖池屋全商品におけるヘビーリスナーの購買率は、Ponta会員の平均と比較して7.6倍となりました。特に定番商品である「ポテトチップス のり塩」については、ヘビーユーザーの購買率がPonta会員平均の8.4倍と、大きく伸びていることがわかります。
さらに、ヘビーリスナーの購買率はライトリスナーより大きくリフトアップしており、番組視聴を重ねることによって購買行動が促進されることが、データとして明らかになりました。
購買データを利用すれば、ラジオ広告の購買リフトの可視化ができる
今回の検証では、ラジオ広告がリアル店舗での購買に大きく寄与することが、データとして実証されました。
このように、購買データとラジオ聴取データを連携することで、広告接触者の購買行動を追いかけることができます。広告接触者の購買行動を分析しPDCAを回すことで、より効果的なラジオ広告の運用を検討することもできるでしょう。
購買データをもとにした広告効果測定ならご相談ください
ロイヤリティ マーケティングでは、個人を特定しない形で、さまざまなメディアとPonta会員のデータをID連携し、精度の高いマーケティングを実現しています。デジタル広告やPontaオウンドメディアでのターゲティング配信はもちろん、ラジオやテレビといったマス媒体においても購買データをもとにした広告効果測定が可能です。
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